野球肘/内側・外側・肘頭の割合 一般的に野球肘は下記のような割合だとされています。 内側型野球肘/60%以上 外側形野球肘/20%程度 肘頭形野球肘/3%程度 このように、肘の内側を痛めてしまうタイプの野球肘が圧倒的に多いんです。肘の内側には内側側副靱帯というものがあるんですが、この靭帯に外反ストレスがかかってしまうことで野球肘を発症しやすくなります。 ...
「少年野球」と一致するもの
野球肩を生み出しているのは勉強不足の無知な野球指導者たち
野球肩は野球肘よりも原因が複雑 野球肩の原因は、野球肘よりも複雑だと言えます。例えばどんなに良い投球フォームで投げていたとしても、使っているボールの質や球数という外的要素によって痛めてしまうことも多いんです。 NPBとMLBのボールを比べるだけでも、MLBの公式球はNPBの公式球よりも僅かに大きくて僅かに重く、革のなめしも甘いため滑りやすいんです。NPBの滑りにくい公式球に慣れている選手がMLBのボールを投げるとすごく滑りやすく感じるため、ボールを握る力を僅かに強くしてしま...
野球肘の原因となる最たるものは内旋型トップポジションにあり!
肘が痛くなったことのない60%の子に野球肘の兆候 埼玉県のあるスポーツ外科の先生が病院からエコー診察をするための機器をグラウンドに持っていき、一度も肘が痛くなったことのない少年野球選手の肘をエコーで診たところ、なんと約60%の子たちに野球肘の兆候が見られたそうです。 このリサーチでも分かるように、野球肘というのは痛くなった時が発症ではないんです。発症した瞬間に痛くなる子もいれば、発症して何年も経ってから急に痛み出す子もいます。そして発症から時間が経てば経つほど、野球肘の重度...
冬を怪我せず過ごせるようにするための投手育成コラムのまとめ
今回は冬関連の投手育成コラムを1ページにまとめてみました。これらの記事でしっかり正しい知識を学び、冬を怪我せずに過ごせるようにしていきましょう!
山本由伸投手のフォーム分析〜体軸と運動軸を分離させた高度なフォーム
山本由伸投手のフォーム分析。アーム式のようでアーム式ではなく、すぐ真似できそうで実は真似できない難易度の高いフォーム。沢村賞の獲得にはそれなりの理由があった!
報道された野球界の体罰など氷山の一角。名門でさえ暴力事件で衰退
今度はまるはり姫路ベースボールクラブで発覚した総監督の暴行事件。しかしなぜ暴行した犯人の実名が報道されないのだろうか?!
「腕を振れ」という指導は絶対にダメ!負のスパイラルだらけ!
「腕を振れ」と言われて文字通り腕を振るほど手投げになり、インピンジメントなどの野球肩を発症します。負のスパイラルだらけの魔の指導法が「腕を振れ」という言葉。
野球のプロコーチとして未だに時々悩んでしまうこと
コーチングをしていて時々悩むのが、個性を生かすべきか、実を取るべきかという問題です。強みと弱みが拮抗している時はこれが本当に難しい!
縦振りで投げるにしても横振りで投げるにしても不可欠なものとは?!
「縦振り」と「横振り」のどちらが良いのか、という話になったりするわけですが、どっちかしか使わないというのはもったいないというのがプロコーチとしての僕の意見です。