野球肘/内側・外側・肘頭の割合
一般的に野球肘は下記のような割合だとされています。
- 内側型野球肘/60%以上
- 外側形野球肘/20%程度
- 肘頭形野球肘/3%程度
つまり野球肘とは、肘にかかる外反ストレスを投げる動作から取り除いてあげれば、発症しにくくなるということです。しかしほとんどの少年野球や野球部などのコーチが、肘に外反ストレスがかかる投げ方を子どもたちに教え込んでしまっているのが現状です。
野球肘を防ぐためには上腕三頭筋を鍛えよう
ちなみに肘頭(ちゅうとう)を痛めるケースは非常にレアなのですが、上腕三頭筋が弱くて肘が曲がり過ぎて、アクセラレーションフェイズでボールを持った手部が肘よりも低くなってしまうことが1つの原因となります。小学生や草野球選手に多い印象です。
上腕三頭筋は野球肘を防ぐためにも、球速をアップさせるためにも大きな役割を持っている部位です。そのため野球選手は上腕三頭筋をしっかりと鍛え、コンディショニングしておくことが大切です。
上腕三頭筋はフレンチプレスや腕立て伏せで鍛えることができるのですが、共にフォームが重要です。間違ったフォームでトレーニングをしてしまうと、野球選手にとってプラスにならない筋肉を作ってしまうことになります。
特に腕立て伏せは要注意ですね。間違ったフォームで腕立て伏せをしてしまうと、肩甲骨の可動域を狭めてしまうことになり、野球肩のリスクを高めてしまいます。
同じ投げ方のままでは野球肘は必ず再発する❗️
野球肘になったらまず病院で治療を受けて完治させることが重要です。しかしその後、野球肘になった同じフォームで投げ続けては、また必ず再発してしまいます。
ですので治療を受けて完治させた後は、必ず動作改善を行ってからボールを投げるようにしましょう。改善方法に関しましては、ぜひ僕が作成した『投球障害予防改善法-徹底解説ビデオ』にてチェックしてみてください。野球肩・野球肘になりやすい投げ方と、肩肘を痛めない投げ方に関し、分かりやすい内容で徹底レッスンしていますので、ぜひご覧になってみてください。
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