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2015年01月04日

日常的に重いバットを振ると腰痛のリスクが高まる


普段からマスコットバットなど、通常よりも重いバットで素振りをしたり、ティーバッティングをしている選手は少なくないと思います。しかしこの練習法は怪我を防ぐためにも、やり過ぎは絶対に避けるようにしてください。

打席に入る前に数回マスコットバットを振るくらいならば問題はありません。しかし日常的にマスコットバットを振り続けてしまうと、腰椎の疲労骨折や分離症を引き起こしてしまうリスクが非常に高くなってしまうのです。つまりこれはただの腰痛ではなく、非常に治りにくい大怪我ということです。

ちなみに打席に入る前にマスコットバットを振っても、通常の重さのバットスウィングが速くなることはありません。あくまでも速く振れている感覚になるだけで、データを取っていってもスウィング速度が3km/h以上アップするケースはほとんど見受けられませんでした。また、重いバットを振ったからといって筋肉の活動に大きな変化が生じることもほとんどありません。

硬式用バットの場合、通常の重さでも850〜900g程度の重さがあります。これだけの重さの物を振るだけでも、腰椎には大きな負荷がかかっています。ちなみに右打者の場合、左打者よりも腰痛になる確率は少し高くなります。その理由はバットを振った後、上半身は三塁側に回っていきますが、下半身は一塁方向へ進もうとするため、腰の捻りが左打者よりも大きくなるためです。

さらに付け加えると、ぶら下げたタイヤを打つ練習も故障のリスクを高め、あまり高い練習効果は期待できません。ぶら下げたタイヤを使うのであれば、バットをタイヤに優しく当ててから、そこから下半身を使ってバットに乗せるようなイメージでタイヤを前方に運ぶ練習がオススメです。

疲労骨折は癖になってしまうケースもあります。例え今はまったく腰が痛くなくても、負荷の蓄積が将来腰椎の疲労骨折や分離症を引き起こしてしまうことも多々あります。ですのでマスコットバットはあくまでも打席に入る前に数回振る程度で収めるようにしてください。

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コラムカテゴリー:故障を防ぐ
コラム著:Coach Kaz
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