野球塾で高校生をメキメキ上達させることが非常に難しい理由

僕は2010年1月にマンツーマン専門野球塾を開校して以来、高校生に対するコーチングもたくさん行なってきました。しかし実感としては、高校生のコーチングは非常に難しいというイメージが強く残っています。小学生、中学生、高校生、大学生、社会人野球、草野球、プロ野球の中で、個人的には高校生が一番コーチングしにくいというのが実感です。

高野連の規格により憧れの選手のスパイクを泣く泣く返品する高校球児

高野連は本当に大規模な改革が必要だと思います。高野連は公益財団法人日本高等学校野球連盟が正式名称であり、この公益財団法人という言葉は一つのポイントになります。公益財団法人として認められる事業は、不特定多数の利益に寄与するものだけとされています。

掛川工業高校だけではない選手に「死ね」と怒鳴る野球指導者の存在

野球に限らない話ですが、野球界でも指導者による体罰や暴言が本当になくなりませんね。これだけ頻繁に体罰・暴言に関する報道が出されているのに、野球指導者というのはまったくニュースを見ないのでしょうか?同じ野球のコーチとして本当に呆れるばかりです。

野球肩になった僕のその後のコーチ人生の指針となった一冊

僕は高校の入学式の前日に肩関節胞を損傷するという酷い野球肩になり、ボールを投げられなくなってしまったわけですが、これは本当に痛かった。右手では歯磨きさえもできないくらい痛かった。

少年野球や中学野球の良い指導者と悪い指導者の割合は22:78という法則

僕はプロコーチとして様々なチームを見てきましたが、特に小中学生チームに多かったのが、選手たちに「なぜ」を言わせない指導者の存在です。これが高校野球や大学野球レベルになると、年代的にも選手自身である程度の理論武装をすることができます。そのため「なぜ」を言わせない指導はほぼ通用しなくなります。

未だに保護者に当番制を強いる日本の少年野球と当番制はないアメリカ

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近年はお茶当番などを廃止した少年野球チームや学童チーム、クラブチームも少しずつ増えているようですが、しかし実際にはお茶当番などを強制させられるチームがまだまだ大半だと言えます。

野球肘のリスクは投手だけではなく全ポジションにある!?

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時々、野球肩野球肘はピッチャー以外は心配いらないと勘違いされている親御さんがいらっしゃいます。「肩肘を痛めないようにうちの子にはピッチャーはやらせない」と考えている親御さんも一定数いらっしゃるようですが、これは間違いです。

野球肘になる変化球と、野球肘にならない変化球

/ Posted by カズコーチ
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なぜ変化球を投げると肘を痛めるのか?! 野球肘の原因が変化球にあるとはよく言われることですが、これは正解であると同時に不正解でもあります。正しい投げ方をすれば変化球で肘を壊すことはありませんし、正しい投げ方ができていなければ多投しなくても変化球によって肘を痛めてしまいます。 スライダーにしてもシュートにしても他の球種にしても、ストレートとまったく同じ腕の振りで投げられれば肘を痛めることはありません。もちろんそのためにはまず、ストレートを肩肘を痛めにくい良いフォームで投げられる...

目的を知らずにアイシングしてしまうと体への負荷が増えるだけ?!

プロ野球選手を真似してアイシングする小学生が増えた近年 プロ野球選手の真似をして、投球後のお子さんにアイシングをする監督コーチ、親御さんが近年増えてきています。しかしこれは、僕はプロコーチとしては完全に反対の立場です。体がまだ出来上がっていない小学生世代の体は、アイシングで冷やすべきではありません。 プロ野球選手の場合、登板後にすぐに十分なクーリングダウンを行うことができません。また、運動強度もかなり高くなっているため、アイシングが必要なこともあります。しかしアマチュア野球の...

中学生が野球塾に通うとグングン上達できる3つの理由

- もくじ - 道具の性能に頼ったプレーができなくなる今後の中学野球 体の成長に比例して上達速度を速められる可能性を秘める中学生 小学生には理解できないことも理解できるようになる中学生 中学生になると練習すればするほどスタミナがついていく! 中学生が野球塾に通うとグングン上達できる理由についてのまとめ 道具の性能に頼ったプレーができなくなる今後の中学野球 中学生は野球塾のレッスンで科学的に正しいフォームを身につけることで、グングン上達していくことができます。一般的に男子生徒は...