野球肩になった僕のその後のコーチ人生の指針となった一冊

僕は高校の入学式の前日に肩関節胞を損傷するという酷い野球肩になり、ボールを投げられなくなってしまったわけですが、これは本当に痛かった。右手では歯磨きさえもできないくらい痛かった。

少年野球や中学野球の良い指導者と悪い指導者の割合は22:78という法則

僕はプロコーチとして様々なチームを見てきましたが、特に小中学生チームに多かったのが、選手たちに「なぜ」を言わせない指導者の存在です。これが高校野球や大学野球レベルになると、年代的にも選手自身である程度の理論武装をすることができます。そのため「なぜ」を言わせない指導はほぼ通用しなくなります。

未だに保護者に当番制を強いる日本の少年野球と当番制はないアメリカ

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近年はお茶当番などを廃止した少年野球チームや学童チーム、クラブチームも少しずつ増えているようですが、しかし実際にはお茶当番などを強制させられるチームがまだまだ大半だと言えます。

野球肘のリスクは投手だけではなく全ポジションにある!?

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時々、野球肩野球肘はピッチャー以外は心配いらないと勘違いされている親御さんがいらっしゃいます。「肩肘を痛めないようにうちの子にはピッチャーはやらせない」と考えている親御さんも一定数いらっしゃるようですが、これは間違いです。

野球肘になる変化球と、野球肘にならない変化球

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なぜ変化球を投げると肘を痛めるのか?! 野球肘の原因が変化球にあるとはよく言われることですが、これは正解であると同時に不正解でもあります。正しい投げ方をすれば変化球で肘を壊すことはありませんし、正しい投げ方ができていなければ多投しなくても変化球によって肘を痛めてしまいます。 スライダーにしてもシュートにしても他の球種にしても、ストレートとまったく同じ腕の振りで投げられれば肘を痛めることはありません。もちろんそのためにはまず、ストレートを肩肘を痛めにくい良いフォームで投げられる...

目的を知らずにアイシングしてしまうと体への負荷が増えるだけ?!

プロ野球選手を真似してアイシングする小学生が増えた近年 プロ野球選手の真似をして、投球後のお子さんにアイシングをする監督コーチ、親御さんが近年増えてきています。しかしこれは、僕はプロコーチとしては完全に反対の立場です。体がまだ出来上がっていない小学生世代の体は、アイシングで冷やすべきではありません。 プロ野球選手の場合、登板後にすぐに十分なクーリングダウンを行うことができません。また、運動強度もかなり高くなっているため、アイシングが必要なこともあります。しかしアマチュア野球の...

中学生が野球塾に通うとグングン上達できる3つの理由

- もくじ - 道具の性能に頼ったプレーができなくなる今後の中学野球 体の成長に比例して上達速度を速められる可能性を秘める中学生 小学生には理解できないことも理解できるようになる中学生 中学生になると練習すればするほどスタミナがついていく! 中学生が野球塾に通うとグングン上達できる理由についてのまとめ 道具の性能に頼ったプレーができなくなる今後の中学野球 中学生は野球塾のレッスンで科学的に正しいフォームを身につけることで、グングン上達していくことができます。一般的に男子生徒は...

130km/hを投げる小学生・竹内樹生投手の投球フォーム分析

- もくじ - 鵜呑みにはできない竹内樹生投手の130km/hという球速 エクステンションが非常に短い竹内樹生投手のフォーム プロコーチとして気になるのは竹内樹生投手の初速と終速の差 鵜呑みにはできない竹内樹生投手の130km/hという球速 2022年12月27日、北海道日本ハムファイターズジュニアの竹内樹生投手が大会史上初のノーヒットノーランを達成しました。僕もこの試合のピッチングを少し映像で拝見したのですが、確かに体格や投げているボールは6年生とは思えないレベルでした。 ...

野球選手にとって大きなプラスになりうるカフェインの摂取方法

/ Posted by カズコーチ
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- もくじ - 1日に摂取していいカフェイン量/年代別 未成年は避けたいレッドブルとモンスターエナジー パフォーマンスに好影響を与えられるカフェインの摂取方法 1日に摂取していいカフェイン量/年代別 野球選手にとってカフェインは有用なのか?そう質問をされれば僕は迷わずイエスと答えます。カフェインは野球選手のみならず、スポーツ選手にとっては強い味方となってくれる存在です。カフェインの摂取により直後のパフォーマンスが向上することは、もうすでに科学的エビデンスが存在しています。 実...

すぐに経営難に陥る日本の野球独立リーグと安定運営が続く米国球界の違い

- もくじ - スポーツビジネスマネジメントの専門家がいない日本の独立リーグ アメリカよりも圧倒的にレベルの低い日本の独立リーグ 複数オーナー制が認められていない日本球界 スポーツビジネスマネジメントの専門家がいない日本の独立リーグ 四国アイランドリーグから始まり、日本にも現在いくつもの独立リーグが誕生しています。しかし僕個人としては、この独立リーグに関しては現状のシステムにおいては肯定派ではありません。独立リーグに所属する選手は名目上は一応プロ野球選手になるわけですが、生...