打撃不振はフォームを変えても改善せず、変えるべきはモーション

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打者の調子が良くないと、打撃フォームをいじりたがる指導者がプロアマ問わずたくさんいます。ピッチングに関しては特にそれが顕著で、例えば制球力が低いからといってオーバーハンドスローからサイドハンドスローに転向したとしても、制球力を低下させている問題因子を取り除かない限り、腕を振る高さを変えても制球力が良くなることはありません。


バッティングでももちろんそうですね。なかなかヒットを打てないからといって打撃フォームを変えても、それによって根本的に問題が解決することはほとんどありません。その時はそれで打てたとしても、それが長続きするケースはほとんどないと言えます。

プロ野球選手であっても同じようなことをしている選手が実は大勢いるんです。ヒットを打てないことを打撃フォームのせいにしてしまい、ヒットを打てないという根本的な原因を見逃してしまうんです。そのため調子が落ちるたびに打撃フォームを変え、それによりフォームが安定することなく、自分のフォームを見失ってしまい、いつまで経っても安定感のあるバッターになれない、というパターンです。

ではヒットが打てない時は何を変えるべきなのでしょうか?その答えはモーションです。打撃フォームとは、車で言えばフォルムです。クーペなのか、セダンなのか、ステーションワゴンなのか。つまり極端に言えば見た目の問題です。打撃に於いて見た目というのはどのような形であっても、振りやすければオーケーなのです。

一方モーションというのは車で言えばメカニックです。エンジンやブレーキ、ステアリングなどですね。つまりいくらフォームを変えたところで、メカニックを改善させていかなければ打撃が向上することはないんです。車も同じです。いくらボディのデザインを変えたとしても、エンジンを変えなければ走りが変わることもありません。

ヒットを打てないということには、必ず原因があります。原因もなく、最高のメカニックなのに打てないというケースは1つしかありません。それは相手投手が自分よりもさらに上を行っていた場合のみです。しかしそうであっても自分のベストスウィングで対することができれば、格上の投手を打ち崩すことも可能です。

ヒットを打てない選手は、とにかく頭が上下前後に動いてしまう選手がほとんどです。当野球塾にバッティング指導を受けに来た選手で、頭がほとんど移動しないのにヒットを打てない、という選手は過去1人もいません。ヒットを打てない選手は、とにかく頭の位置が移動してしまっています。

頭は一般的には前後に動かすべきではない、ということは認知されていると思うのですが、上下にも動かすべきではありません。しかしわかっていても動いてしまうんですよね。いくら「頭を動かさずに振る!」と意気込んでも、それを実現させるための方法を知らなければ、頭を動かさずにバットを振ることはできません。

ちなみに頭を動かさずにバットを振るために必要なのは、軸足(足部)と軸脚側の股関節の動かし方です。足部を良い形で動かすことによってまず土台をしっかりと安定させ頭が前後しないようにし、その上で股関節によって重心を下げて頭が上下しないようにします。

遅くとも100km/h前後というスピードで動いている小さなボールを、細いバットで正確に打っていくためには、とにかく自分自身の頭(目線)は動かさずにボールを待つということが大切です。物凄いスピードで進んでくるボールを、自分(目線)も動きながら捉えようとしてもそれはできることではありません。

頭を動かさずに目線を固定して打つ、それによって正確なヒッティングを実現させ、打率を上昇させていく。そのために当野球塾の打撃コーチングでは、とにかく軸足側の足部と股関節の動かし方を初期段階では徹底してコーチングするようにしています。

プロ野球で打率4割というのは今のところ現実的ではありませんが、しかしアマチュア野球であれば、打率4割を目指すことはそれほど難しいことではありません。特に地区大会・県大会レベルであれば、頭を動かさない打撃モーションを身につけられるだけでも4割を目指せるようになるはずです。

4割バッターは、アマチュア野球であればまったく夢ではありません。実際当野球塾に通ってくださっている小学生〜大学生選手、草野球選手で4割を打てるようになったバッターはたくさんいます。4割バッターになるためにも、これからは不調でもフォームをいじるのではなく、モーションを見直すように心がけてみてください。
  • 打撃不振はフォームを変えても根本的には改善しない?!
  • 見直すべきなのは打撃フォームではなく打撃モーション!
  • フォームを変えすぎると自分のフォームがわからなくなる?!

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コラム筆者:カズコーチ@プロの野球コーチ
プロ野球選手の個人指導(主にパ・リーグ)経験も豊富!肩肘を痛めずパフォーマンスを向上させられる指導法が好評!

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