投球モーションの改善で最も重要なことは土台を築き上げることです。当野球塾のコーチングでもまずそこから入っていくわけですが、家と同じで、土台や基礎がしっかりしていない状態では、パフォーマンスを向上させる投球モーションを身につけることは絶対にできません。例えその時だけ良くなったとしても、その良いパフォーマンスをコンスタントに発揮できることはないはずです。
では投球モーションの土台とはどこのことなのでしょうか?右ピッチャーなら着地後の左足部、左ピッチャーなら右足部、つまりスパイクを履いた部分ということになります。当野球塾では小学校低学年〜大学野球、草野球まで、あらゆるレベルのアマチュア選手のコーチングを行なっております。その中でとにかく気になるのは、どのレベルの選手であっても土台の安定感が高い選手がほとんどいないということです。当野球塾に通っている選手で、最初から土台が安定している選手の割合は全体の5%にも満たないと思います。
近年は筋トレのアイテムや施設が充実しているということもあり、とにかく上半身の筋肉に頼ってボールを投げている選手が非常に多く見受けられます。とは言え筋トレをまだしていない小学生世代であっても、腕っ節や地肩の強さだけでボールを投げている選手がほとんどです。強くボールを投げて、ほとんど土台を振り回されないという選手はほとんど見受けられません。
当野球塾に通っている選手ならほとんどの方が経験していると思いますが、まずはストレートステップで、投球後にある形で5秒以上立つというトレーニングがあります。投球後にいつでも安定して5秒以上立てるようになると土台が安定したという形になり、制球力も球速もアップしていきます。そして投球動作内に応用を入れていけるようにもなるため、どんどんレベルアップを進めていけるようになります。
しかし土台が安定していない状態だと、別の技術を投球動作内に入れていこうとしても、なかなか体がそれを受け入れてくれません。と言いますか、土台が安定していないために他の技術を受け入れるための余裕がなくなる、と言った方が正確かもしれません。
ですので当野球塾のコーチングでは、とにかく土台作りをしっかりと行うところからコーチングをスタートさせています。今まで土台が不安定な状態で投げていた選手であれば、この土台を作るだけでもパフォーマンスは多少向上するはずです。
そろそろ夏休みも始まります。ぜひこの夏休み期間を利用し、当野球塾に土台を安定させるためのコーチングを受けにいらしてみてください。
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コラム筆者:カズコーチ(野球動作指導のプロ/2010年〜)
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