股関節を上手に使えれば登板前の肩慣らしは10球でも十分?!

 

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股関節の使い方を覚えて生涯球数を減らそう!

皆さんは登板前、肩を作るのにどれくらいの球数を要しますか?30〜40球という方も多いと思いますが、これはかなり多い部類に入ります。僕のオンラインレッスンでは、最終的には10球程度で肩を作れるように動作改善を進めていきます。ではなぜ10球で肩を作ることができると思いますか?

まず肩を作るのに30〜40球を要している投手の場合、ほとんどのケースで上半身主体の投げ方になっています。上半身主体か、下半身主体かを判断するポイントは股関節にあります。股関節を上手に使えている投手は、下半身でちょっと力を作ってあげるだけで、それをダイレクトにボールに伝えていけるため、力みなく、効率的に強いボールを投げることができます。

一方股関節を上手に使えていないと、下半身でたくさんのエネルギーを作り出してもそれが股関節で滞ってしまい、実際にボールに込められるエネルギーは非常に小さくなってしまいます。これは非効率な投げ方であるという判断になります。

上半身主体で投げている場合、腕の筋力を使う割合が大きくなります。この使う割合が多いほど、温めるのに時間がかかってしまいます。筋トレでも、筋肉の繊維に満遍なく負荷がかかるまでは3セットを要します。上半身主体の投げ方も同様で、筋肉が温まるまでには筋トレで言うところの3セット分の肩慣らしが必要になる、というわけなんです。

一方下半身主体で、股関節を上手に使えている投手の場合は、使っている腕の筋肉の割合は小さくなります。極端な話、スローイングアームはリラックスしておくだけで十分ですので、強いボールを投げるのに10球程度の肩慣らしだけでも十分という状態になります。

レッスンを担当してい僕自身、下半身主導で股関節をしっかりと使った投げ方をしていますので、選手とキャッチボールをする際も、初球からいきなりある程度強いボールを投げることができ、そうしても疲れが残ることもほとんどありません。そもそもウォームアップでたくさんの球数を使うことがありませんので、それほど疲れないというのも不思議なことではないわけです。

上半身主体で投げてしまうと、上から徐々に体が温まっていくという流れになります。そのため足先まで温まるのに時間がかかります。しかし股関節を上手に使うことができると、股関節を中心にし、上下に向かって身体が温まっていきますので、寒い冬でもあっという間に体がホカホカしてきます。

股関節を上手に使うことができ、下半身主導で投げることができれば、肩を作るには10球もあれば十分なのです。ですが股関節を上手に使えていない選手は、10球のウォームアップで強いボールを投げようとはしないでください。故障のリスクを高めてしまいます。
※投球前の基本的なウォームアップがしっかりできていることが前提です。

僕のオンラインレッスンを受けていただければ、ウォームアップで無駄に「生涯球数」を増やしてしまうこともなくなります。試合前のウォームアップ(キャッチボール)で無駄に多くボールを投げなければ、その分をそのまま投球練習に充てることができますので、技術も向上させやすい環境を作ることができ、それが結果へと直結していくようになります。

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✏️コラム著:Kaz(野球専門プロコーチ)
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