このような動きをすると野球肩になりやすい

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ボールを投げる動作の中で、スローイングアーム側の肩関節を内転・外転させ過ぎてしまうと、肩関節に非常に大きな負荷がかかり肩を痛めるリスクが急激に高まってしまいます。

まず内転・外転の説明ですが、腕を真横に肩の高さまで上げてください。前習えの姿勢から、腕を90°外側に開いた形です。簡単に説明をするとこの姿勢を基準にし、前習えの姿勢に近づけて肩関節を動かしていくのが内転です。逆に背中側に、大胸筋を伸ばすような形で肩関節を動かしていくのを外転と言います。内側への展開、外側への展開ということですね。
関節付近の筋肉というのは、関節を山折り・谷折りに例えると、山折り側の筋肉が伸ばされて大きな負荷がかかっていきます。つまり肩関節を大きく内転させると、肩後方の筋肉が伸ばされることになり、ここに大きな負荷がかかるということになります。
肩を痛めにくい投げ方というのは、肩関節の内転・外転を最小限に抑えていく形です。肩関節そのものを動かすのではなく、非軸脚側の股関節を回していくことにより、肩を動かしていきます。このような動作が取れれば、理論上は肩周辺への筋肉への負荷を最小限に抑えることができ、肩を痛めにくい投げ方ができるようになります。
肩を痛める選手で最も多いのは、リリース時に肩関節を外転状態から一気に内転させていく動きです。全力投球をするとこのような動作になりやすくなります。そういう意味でも指導者は、投手に全力投球をさせることは避ける必要があるのです。どんなに力を込めたとしても8〜9割程度で抑えるようにしなければ、肩はすぐに痛めてしまいます。
肩を痛めずに豊富な練習量をこなしていくためにも、理に適った肩への負荷を最小限に抑えられる投げ方を身につけていく必要があります。怪我をしたら練習ができず、練習ができなければその分上達することもできません。たくさん練習ができて、望むように上達していくためにも、まずは肩を痛めにくい投げ方を身につけられるようにしてください。

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コラム筆者:カズコーチ(野球動作指導のプロ/2010年〜)
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