野球肘のリハビリは、まずは痛みをなくすこと

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野球選手の肘の痛みのことを総して「野球肘」と呼びますが、野球肘にも種類はいろいろあります。例えば患部だけを見ていっても関節、骨、筋肉、靭帯といくつもあります。まずは、自分がなぜ肘が痛いのか?肘のどこが痛いのか?ということを正確に知る必要があります。そしてそのためにはやはり、早めに病院に行ってください。もしあなたが今後も本気で野球を続けたいと思うのなら、インターネットや本で得た知識だけで治そうとは絶対にしないでください。

しかし、病院に行っても特別異常が見つからないケースもあります。そういう場合に確認して欲しいのですが、見てもらった先生は投球障害をよく知る先生ですか?そして痛い方の肘だけではなく、痛くない方の肘もレントゲン撮影してくれましたか?さらには肘をいろいろな角度から撮影してくれましたか?もしこれらのどれかでも欠けていたのなら、セカンドオピニオンを受けるべきです。

セカンドオピニオンとは、別のお医者さんにも相談してみるということです。以前はあちこちの病院で診てもらうことをドクターショッピングなどと呼んでいましたが、今はセカンドオピニオンは、患者の当然の権利です。

一度見てもらって異常が見つからない場合、その先生に「別の先生にも念のため診てもらいたい」と相談し、投球障害を得意分野とする先生を紹介してもらいましょう。もしその相談に対してあまりいい顔をしてくれない先生の場合、治療を気持ち良く進めるためにも、早々に別のお医者さんを探しましょう。診てくれる先生を信頼できないようでは、治るものも治らなくなってしまいます。

痛みには、大きく分けて2種類あります。ボールを投げられる程度の痛みと、日常生活にも支障をきたす痛みです。前者の場合は、コーチングを受けてピッチングモーションを改善していただくことで、痛みが消える可能性もあります。しかし後者の場合は、早急にお医者さんに相談してください。日常生活にも支障をきたす痛みの場合、まずはその痛みを軽減させる必要があります。

実はコーチングの相談を受けていて、後者である方から相談を受けることも少なくないのですが、そういう場合僕は、必ずお医者さんに行くように勧めています。そして痛みがなくなってからコーチングを受けて欲しいと伝えています。

大切なことは、痛みを感じたら絶対にムリはしないことです。痛みがある内はボールを投げることはもちろん、トレーニングも控えるべきです。そしてさらに付け加えるのなら、痛みがある状態では筋力強化を伴うリハビリを始めようとはしないことです。痛みがある状態での筋力強化を伴うリハビリは、肘痛にしろ肩痛にしろ、それは更なる酷使になりかねません。ですので痛みを感じたら、まずはその痛みをなくすことに集中してください。痛みがなくなるまでは、痛みを取り除くためのリハビリだけに集中しましょう。焦りは何よりも禁物です。

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コラム筆者:カズコーチ(野球動作指導のプロ/2010年〜)
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