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2017年06月02日

打率も飛距離もアップする反対方向に引っ張る打ち方


打率を上げるためのコツはいくつも上げることができます。ですがその中でも最も大切なことの一つが、バットを振り抜くということでしょう。日本のアマチュアチームではバットを振り抜くという指導はあまり行われていないのかもしれません。少年野球の試合を見ていても、バットを最後まで振り抜くことができている子はほとんど見当たりません。


ではバットを振り抜くとは?フルパワースウィングのことではありません。フルレンジスウィング(オールレンジスウィング)のことです。バットを振ることのできる幅をフルで使って振る、というスウィングですね。

右バッターの場合はグリップがだいたい右耳付近から動き始め、左耳にくっつくところまで動いていきます。そして左耳に付いたらトップハンド(右手)を放し、バットを背中に巻きつけて軽くお尻を叩いていきます。そして左足は左打席に向けたまま左股関節を内旋させ、右足でホームプレートを踏んでいきます。これがフルレンジスウィングです。

フルレンジスウィングに関しては別のコラムを参照していただくとして、今回はフルレンジスウィングを行うことにより、反対方向に引っ張る打ち方をご紹介したいと思います。

「反対方向に引っ張る」と聞き、頭に「?」が浮かんだ方は多いかもしれません。反対方向に打つと言うと流し打ちをイメージされるかもしれませんが、流し打ちとは別物です。流し打ちの場合、極端な話、一塁に走りながら打つような形になってしまいますが、これでは反対方向に打てたとしても、強い打球を打つことはできません。

反対方向に引っ張るとは、振り遅れ気味にバットを出し、わずかに詰まるくらいの位置でボールを捉え、トップハンド側の肘を90°に曲げたままフルレンジスウィングを行う打ち方です。右打者であれば右膝の前でボールを打つくらいのイメージですね。

実際にはだいたい体の正面あたりでボールを捉え(もちろん右膝の前なら最高!)、バットに乗せたボールをトップハンドで押し出し、途中でバットスウィングを止めることなく、上述したフルレンジスウィングを行なっていきます。この形ができれば必ずインサイドアウトになり、空振りする確率を大幅に下げることができます。

そして自分の体の近くでボールを打つことにより、正確性と力強さがアップし、打率と飛距離を同時にアップさせることができます。逆に体から遠いところでトップハンドの肘を伸ばして打つほど、正確性と力強さは低下します。

右打者であれば足元はスクエアスタンスで、振り遅れ気味にバットを出し、右手の押し出しによって強いセカンドライナーを目指し、上述したフルレンジスウィングでバットを最後まで振り抜きます。これが反対方向に引っ張るという打ち方です。

大事ですので繰り返しますが、クロースドスタンスで流し打ちしてはいけません。この形ではフルレンジスウィングはしにくくなりますので、当てるだけのバッティングになりやすいんです。反対方向に引っ張ると言っても、足元のスクエアスタンスは崩さないでください。

技術的にはちょっと難しく、基本動作がしっかりとできていないと反対方向に引っ張ることはできません。しかし基本動作ができ、下半身で生み出したエネルギーを効率的に上半身に伝えていくことができるバッターであれば、学年は問わず反対方向に引っ張る打ち方に挑戦してみてください。これができるようになれば、必ず率も飛距離もアップするはずです!

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コラムカテゴリー:飛距離を伸ばす
コラム著:Coach Kaz
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