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2015年05月08日

インサイドアウトはこの練習方法で身につけよう



バッティングで継続的に安定した成績を残すためには、インサイドアウトでバットを振っていくことが何よりも重要です。アウトサイドインでフックさせるように打つと、引っ張る方向に長打を打ちやすくなります。しかしバットとボールのコンタクトゾーンが非常に狭くなってしまうため、ミート力は大幅に低下してしまいます。

一方インサイドアウトでバットを振ることができると、アウトサイドインよりも長い時間でバレル(バットの一番太い部分)を投球の延長線上に近いところで動かし続けることができます。そのため多少タイミングを外されたとしても、バレルでボールを捕えられる確率が高まっていきます。

インサイドアウトのバットスウィングを身に付けるために有効な練習方法があります。それは軸脚膝の前にティースタンドを置いて、右打者ならセカンドライナー、左打者ならショートライナーを狙って打つ練習を繰り返します。軸脚膝の前で打つということは、実際の打席ではかなり差し込まれたことになります。ですがティースタンドを使えば差し込まれるということはないため、差し込まれるのではなく、バットでボールを運ぶという感覚を養うことができるのです。

バッターは投球をバットで打ち返すのが仕事であるわけですが、弾き返すというよりは、一瞬でも長くバットとボールを接した状態にして、バットでボールを押し返す、もしくはバットにボールを乗せて運ぶという意識で振っていくと、インサイドアウトで振りやすくなります。

なお、この練習は必ずティースタンドを使って行ってください。ボールを軸脚膝の前に置くため、打ったボールが反対方向に飛びやすくなります。トサーにボールを上げてもらうと、トサーに打球が直撃してしまう危険があるため、繰り返しますが必ずティースタンドを用いてください。

この練習に慣れてきたら、フリーバッティングでも軸脚膝の前で打つチャレンジをしてみてください。かなり振り遅れ気味にスウィングすることになるので、最初はどん詰まりの打球しか飛ばないと思います。しかし諦めずに数週間、数ヵ月単位で続けることができれば、ある日突然バットにボールを乗せて運ぶという感覚が分かるようになります。

プロ野球でこの打ち方をしているのは城島健司捕手、井口資仁選手、浅村栄斗選手などです。ちなみにこの練習は、インサイドアウトでボールを運ぶという感覚を養うための練習ですので、実際の試合であえて振り遅れ気味にスウィングする必要はありません。

ただ、インサイドアウトで振ることができればタイミングを外されて振り遅れても、そこからバットにボールを乗せて運べるようになるため、詰まり気味の打球をヒットにさせやすくなります。インサイドアウトのスウィングを身につけたいという選手は、ぜひこの練習法を取り入れてみてください。


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