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2014年10月20日

投球動作は多数の細かい動作を連結させて作るもの


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投手コーチングをしていてよく思うのが、投球動作内の複数の動作を上手く連結させられていない、という点です。投球動作はいくつもの動作を繋げて作っていくものなのですが、それが分断されている投手が非常に多いようです。例えば極端な例では、脚を振り上げて、軸足一本でバランス良く立って、それから併進移動を始めて行って、というような動作です。このように見える投球動作は、一連の動作を連動させられていない、ということになります。

脚を振り上げた際に軸足一本でバランス良く立ってしまうことも、投球動作を分断させてしまい、パフォーマンスを低下させる大きな原因となってしまいます。パフォーマンスを向上させていくためには、軸足一本でバランス良く立っては絶対にダメです。振り上げる方の脚の靴が地面を離れた瞬間から、スローモーションのようにゆっくりと併進移動を開始していきます。こうすることによって複数の動作を連動させられるようになります。

プロ野球の一流投手の中には、軸足一本でバランス良く立っているように見える投手もいます。しかしこれはほとんどの場合立っているのではなく、強靭な内転筋により、まるで静止したかのようにゆっくりと併進移動をしている状態なのです。ちなみにこの時軸足一本でバランス良く立ってしまうと、二段モーションによりきっかけを与えてあげなければ、スムーズに併進移動に入っていくことができません。

そしてスムーズに併進移動ができないということは、体重移動も上手くいかないということになり、軸足に体重が残ってしまったり、逆に突っ込んでしまったりといった動作になってしまいます。そうならないためにも、投球動作内に組み込まれている数々の動作を、すべて連結させていく必要があるのです。いわゆるキネティックチェーン(運動連鎖)というものですね。

あなたの投球動作、もしくはお子さんの投球動作は分断されてはいませんか?分断されてしまうとパフォーマンスが低下してしまい、その低下を補うために筋力に頼ってボールを投げるようになり、故障に繋がってしまうというケースも少なくありません。最小限の力で、最大限のエネルギーを生み出すため、投球動作内の多数の動作をしっかりと連結させられるようにしてください。


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