硬式野球と軟式野球ではまったく異なる、それぞれの長打の打ち方

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ページ公開日:
ページ更新日:2023年4月23日

硬式野球と軟式野球のバッティングはまったくの別物

硬式野球と軟式野球では違う、それぞれの長打の打ち方

※ この記事は、カズコーチのコラムの中で最も多く読まれているコラムです。

日本の野球には、硬式野球と軟式野球という2つのジャンルがあります。準硬式というジャンルもありますが一般的ではないため、今回はひとまず、硬式と軟式に分けて考えていきたいと思います。テニスでも同じだと思いますが、野球も硬式と軟式とではプレイヤーの感触はまったく別物となります。

硬式野球経験者が軟式野球でも通用するかと言えば必ずしもそうではなく、逆に軟式野球経験者が硬式野球に適応できるかと言えば、これもやはりそうではない場合も多いんです。ではバッティングの場合、具体的にはどう違うのでしょうか。今回のスラッガー養成コラムではその点にフォーカスを当てて書き進めていきたいと思います。

硬式野球では打球にスピンをかけて飛距離を伸ばす

まず飛距離を伸ばすということ、つまり長打力を上げることに主眼を置いた場合、硬式野球ではボールの中心の6mm下を、上からバットを45°の角度で落とし叩いていくことが重要です。投球の軌道に対しバットを上方45°から振り下ろしてボールの中心の6mm下にバットの芯を入れられると、打球に最大限のバックスピンをかけることができます。これはいわゆる物理の法則です。

打球にバックスピンがかかるとマグナス力が働き、打球の揚力がアップします。つまりボールが上へ飛んで行こうとする物理的力が大きくなり、なかなか落下して来ない大飛球、つまり美しい放物線を描くホームランを体格や道具に頼らなくても打てるようになります。

硬式野球の最高峰であるプロ野球のホームランバッターたちの多くは、この打ち方でホームランを打っています。近年であれば埼玉西武ライオンズの中村剛也選手などはまさに、上述したホームランの打ち方が最も巧い選手だと言えます。ちなみにこの打ち方はフルスウィングするよりは、8分目くらいのスウィングで打った方がコンタクトした際にボールとバットのブレが小さくなり、より的確により多くのバックスピンをかけられるようになり、飛距離がさらに伸びやすくなります。

逆にフルパワーで振ってしまうとスウィングプレーンにピッチング(波打つ動き)が発生してしまい、その乱れた波動がボールにも伝わり、スピンが減って飛距離が低下してしまいます。凄い速さの打球を打ったのに、フェンス直前で失速する飛球はこのパターンが多いと言えます。

軟式野球でスピンをかけようとするとヒットは打てない?!

ではスピンをかける打ち方は軟式野球でも同じなのでしょうか?いいえ、実は上述した技術は硬式野球だけでしか通用しません。軟式野球で同じ打ち方をしてしまうとポップフライにしかなりません。その理由は軟式野球の場合ボールの真ん中以外を叩いてしまうと、ボールが変な形に潰れてしまうことにより、バットの上下にボールが滑り込んでしまうからです。

軟式ボールでボールの真ん中から6mm下を叩いてしまうと、コンタクトの瞬間に潰れて変形したボールがバットの上っ面に滑り込んでしまいます。それ故に硬式野球の打ち方をしてしまうと、軟式野球の場合はポップフライになってしまうのです。

軟式野球で良い打球を打つためには、スウィートスポットと芯が交差したポイントで、ボールの中心を叩いていくことが重要です。つまり面と面で打つ打法ということです。これならばコンタクトした際にボールが潰れても、ボールが上下左右に滑り込むことも少なくなります。

硬式野球で軟式の打ち方をすると飛距離がまったく伸びない?!

ちなみに硬式野球で面と面で打つとスピンが上手くかからない分飛距離が伸びなくなったり、ゴロの球足が遅くなってしまいます。ですがジャストミートした際は軟式同様、弾丸ライナーを放つことができます。ですので硬式野球をされている選手の場合、典型的なホームランバッターを目指すのであればボールの中心から6mm下を、ボールの軌道の上方45°の角度からバットを入れられる技術を身につける必要があります。

長打を狙わないアベレージヒッターを目指すのであれば、青木宣親選手のように面と面で打つ打ち方を取り入れてもいいと思います。そして軟式野球の場合はどんなタイプのバッターでも、とにかくバレルの中心でボールの中心を叩く打ち方のみが、良い打球を安定して打つためには最善です。ぜひ参考にしてみてください。

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コラム筆者:カズコーチ@プロの野球コーチ
プロ野球選手の個人指導(主にパ・リーグ)経験も豊富!肩肘を痛めずパフォーマンスを向上させられる指導法が好評!

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