ラギングバックで生み出す投球時の腕のしなり

少年野球のパパママへ


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プロ野球などを見ていても、結果を出せる良い投手の多くは投球時に腕がしなって見えます。そしてプロアマ問わず投手をしている方はみな、腕をしならせて投げたいと考えていると思います。でもコーチングをしていると、腕がしなっているように見せることができない動作で投げている方が非常に多いのです。TeamKazオンライン野球塾でコーチングを受けた方の7~8割の投手はコーチング以前はそのような形で投げていました。

さて、そもそもの疑問ですが腕は本当にしなるのでしょうか?木製バットの場合はしなりを上手く使えると、実は金属バットよりも飛距離を伸ばすことができます。木製バットは使い方が上手ければ間違いなくしなります。でも実は投球時の腕に関しては、絶対にしなりません。あくまでもしなって見えているだけなのです。
しなって見えるようにするためにまず必要なのは、トップポジションで肩関節を回外(外旋)させることです。この形を作れなければ、腕をしなっているように見せることは絶対にできません。そして次に必要なのは、ラギングバック(Lagging Back)という動作です。これはリーディングアームのスクロール(巻き取り)動作と体幹の回転を利用し、投球腕を後ろに残す動作のことです。言葉で説明するとすごく難しいですよね(苦笑)。
トップポジションで回外している投球腕がしっかりリラックスされていれば、体幹が回転しながら並進移動した際、投球腕はそのまま後ろに取り残されることになります。特にボールを握っている手の部分はもっとも遅れ、次いで肘が遅れ、先行するのは肩となります。一塁、もしくは三塁から見た時、捕手に近い方から肩~肘~手となっている瞬間が、腕がしなってみえる瞬間なのです。
ですがこの動作は繰り返しますが、トップポジションで投球腕がリラックスした上で回外していることが大前提となります。TeamKazオンライン野球塾ではこの形を実現するためのコーチングや、けん玉エクササイズ(投球腕をけん玉のようにして動かす)などを指導していますが、長年癖付いた形を皆さん持っているため、改善にはやや時間がかかることが多くなります(特に成長期を終えた選手)。
日本の少年野球チームのほとんどは、トップポジションでの回外を指導せず、トップポジションでは手の平を外側に向ける回内動作を指導しているようです。これでは外旋投げすることしかできず、肩肘を簡単に痛めてしまいます。また、リリースポイントを一定させることも難しくなるため制球力も低下し、ボールにきれいな回転がかからないためストレートの伸びもなかなかアップしません。
ラギングバックなどの動作は非常に繊細で細かい動作となりますので、興味がある方はぜひTeamKazオンライン野球塾までご相談をお寄せください。この動作は小学6年生~中学1年生までの時期に身に付けておいた方が、体が成長した時、パフォーマンスの頭打ちに悩むことが少なくなります。

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コラム筆者:カズコーチ(野球動作指導のプロ/2010年〜)
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