「プロ野球選手もみんなやっている」という魔法の野球指導法の罠

- もくじ - 「プロ野球選手もみんなやっている」という魔法の言葉の罠 毎年数多くの選手が肩肘を痛めているプロ野球の現状 僕はお医者さんに野球フォームの指導法を指導するコーチ 医学書は本当に高いけど、そこに投資するのがプロ! 「プロ野球選手もみんなやっている」という魔法の言葉の罠 近年、「プロ野球選手がみんなやっているから正しい」という魔法の言葉を使って選手を納得させるコーチやトレーナーが非常に多い印象です。実際僕の生徒さんの中にも、プロトレーナーやプロコーチから同じ言葉を...

野手がファインプレーをするのに不可欠なボディバランスって一体なに?!

- もくじ - 回転スローには不可欠な良好なボディバランス ボディバランスは三半規管と自律神経の影響が大きい! 寝る前のスマホはボディバランスを崩すため要注意! 回転スローには不可欠な良好なボディバランス 野球で「ボディバランス」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?一聞すると体型のことのようにも思えますが、でもこれは体型のバランスの良さを表す言葉ではありません。 ボディバランスとは、「どんな姿勢や体勢になっても、自分がどっちを向いているかしっかり把握する」能力のことです...

東大の合格率は24%、プロ野球選手になれる確率はわずか0.2%という事実!

- もくじ - プロを夢見ても、プロになれる高校生・大学生は0.2%のみ! ドラフトでプロ側が指名できるのは12球団の合計で最大120人まで プロになりたければ、まずは最低限柔軟性を高めよう! 「まさかの指名漏れ!」と言われる選手は実はまさかではない事実 プロを夢見ても、プロになれる高校生・大学生は0.2%のみ! 将来プロ野球選手になることを夢見て毎日練習を頑張っている選手は非常に多いと思います。しかし夢見る前に、プロ野球選手になるということは想像以上に難しいという現実を知...

大谷翔平投手がまた肘を痛めてしまった原因をプロコーチが徹底解説!

- もくじ - 大谷翔平投手は今回も痛めるべくして再度肘を痛めた 大谷選手に必要なのは二刀流を辞めることではなくフォーム改善 結果的にショートアームの導入が肘への負荷を高めてしまった 大谷翔平投手は今回も痛めるべくして再度肘を痛めた 2023年8月も末に近づき、MLBのシーズンも佳境に差し掛かっているタイミングで、大谷翔平投手は再び肘を痛めてしまったようです。当初はただの疲労と発表されていましたが、精密検査をした結果、痛みはないものの靭帯への損傷が見つかったようです。 僕は...

【夏の甲子園】結局根本的な熱中症対策を何もできない高野連

- もくじ - 結局根本的な熱中症対策を何もできない高野連 天気予報の気温表記とグラウンドレベルの気温は別物! トンチンカンだったクーリングタイムの導入 結局根本的な熱中症対策を何もできない高野連 今年の夏の甲子園から、暑い日の試合では5回裏終了時に10分間クーリングタイムが設けられるようになりました。ちなみにクーリングタイムとは、5回が終わったら選手は全員ベンチ裏に下がり、そこにあるドリンクを飲んだり、冷たいタオルで体を冷やしたりできる時間のことです。 そしてクーリングタ...

野球塾のレッスンでどんどん上達するために必要な5つの要素

- もくじ - 反抗期の子の野球塾での指導はこうすると上手くいく 野球塾に通っても上達できない子の典型的な言動 野球塾に通うとどんどん上達できるタイプの子の典型的な言動 野球塾で上達しやすいタイプの子に変わっていくためのまとめ 反抗期の子の野球塾での指導はこうすると上手くいく これは野球塾、野球部、少年野球チームすべて共通なのですが、どんどん上達できる子と、なかなか上達できない子というのは、その言動に明確な違いがあります。 上達できない子には、その典型的な言動がよく見...

野球指導者が指導理論のアップデートをし続けなければならない理由

- もくじ - ボランティアコーチが適切な指導法を学ぶのは難しいのかもしれない 元プロ野球選手が野球科学を学ぶと鬼に金棒 どの選手にも通用する万能な指導法は存在しない! ボランティアコーチが適切な指導法を学ぶのは難しいのかもしれない 選手以上に情報のアップデートが必要なのがコーチであるということは、プロフェッショナルコーチの間ではすでに常識になっています。野球理論やトレーニング理論は年々アップデートしていかなければ、どんな選手でも上達させることができるコーチになることはできま...

僕の野球塾のレッスンで重視しているアクティブリコール作業

- もくじ - スランプを短期間で切り抜けられる可能性を高めるアクティブリコール アクティブリコール作業によって短期記憶を長期記憶に変換する 手取り足取りの指導だけではプロコーチの指導としては物足りない スランプを短期間で切り抜けられる可能性を高めるアクティブリコール 僕が野球塾のレッスンで最も大切にしていることの一つに、野球塾でのレッスンが修了したあとでも上達し続けられる選手を育成する、というものがあります。これを可能にするのがアクティブリコールという作業です。アク...

僕の個別レッスンが他の野球塾のグループレッスンよりも安い理由

僕自身、やっぱり納得いくまで野球をしたかったなという気持ちはありました。でも中学卒業後、高校の野球部に参加していた入学式の前日、僕は肩関節胞損傷というかなり痛い部類の野球肩になってしまいました。高校時代はずっと右肩のリハビリを続けていましたが、結局その肩が以前のようにボールを投げられるようにはなりませんでした。

藤浪晋太郎投手はイップスではなく技術不足で不足するその技術とは?

今季からアスレティックスに移籍した藤浪晋太郎投手をイップスだと断定したメンタルトレーナーの阿部久美子先生や、その他野球関係者も多いようですが、これを言った方はイップスのメカニズムについてほとんどご存知ないと言えます。阿部先生にしてもメンタル面の専門家かもしれませんが、イップスの原因となる動作のメカニズムに関してはご存知ないのではないでしょうか?そこで僕はプロフェッショナルコーチとしてここで断言しますが、藤浪晋太郎投手はイップスではありません。