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2017年09月15日

足がバットに振り回されるのではなく、足でバットを振り回す!


  • 素振りだけでバットスウィングが速くても意味はない!
  • まず踏ん張らなければキネティックチェーンを使えない!
  • バットは下半身で振り、ジャンプは上半身で跳ぶ?!


野球動作はバッティング、ピッチング、スローイング、フィールディング、ランニング問わず何をおいてもまずは安定した土台が必要となります。いえ、これは野球だけではなくどんなスポーツでも同じですね。下半身を良い形で動かし、それによって土台を安定させなければ上半身も良い形で動かすことができません。


打撃コーチングをしていて多いのが、バットスウィングに足を振り回されてしまっている選手です。バットを振った勢いで足もクルッと回ってしまう選手ですね。この状態では、素振りではバットを速く振ることができるかもしれませんが、ピッチャーのボールには押し返されるようになります。

重要なのはバットスウィングに足が振り回されるのではなく、足を使ってバットを振り回すということです。この順番でなければキネティックチェーン(運動連鎖)を活用することができず、手だけでバットを振り、手だけで投手が投げたボールに対応しなくてはならず、打率も飛距離もアップすることはありません。

最近の小学生は、体育の授業で行う運動の種類が一昔前よりも減ったということがあり、基本的な運動能力が発達していない選手が多くなっています。例えば垂直跳びなどは最たる例で、垂直跳びを知らないという小学生がほとんどです。しかし垂直跳びは上半身の動きによって高くジャンプをするという、上下の連動を使った非常に意義のある運動です(身長も伸びます!)

投球やバットスウィングは下半身で行います。逆にランニングやジャンプは上半身の動きを使うことによって下半身を動かします。この運動連鎖を論理的に理解できなかったとしても(小学生にはもちろん理解は難しいと思います)、体でその感覚がわかるかわからないかでは、スポーツ選手として差は非常に大きくなってしまいます。

ですので小難しい話は横に置いておくとしても、とにかくまずはバットスウィングに足を振り回されないようにすることが大切です。もっと簡単な言葉を使えば、しっかり踏ん張った上でバットを振るということですね。すべての野球動作は踏ん張ることが大切です。しかし踏ん張ることができない小学生が非常に多く、踏ん張るという感覚がまったくわからない小中学生も決して少なくありません。

理論はわからなかったとしても、まずはしっかりと踏ん張った上でバットを振るようにしてください。手打ちを卒業するためにはまずはそこからスタートしていく必要があるのです。


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