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2016年12月12日

新しい軟式球では上から叩く打ち方は通用しなくなります


  • 1〜2年後に軟式球の仕様が変更され、硬式球の感触に近くなる?!
  • 上から叩く打ち方は新しい軟式球では通用しない?!
  • A・B号はM号に、C・D号はJ号に。4種類が2種類に減る?! 

新聞などでも報じられているため、もうすでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、1〜2年後に軟式球が順次変更されていきます。軟式球の仕様変更はこれまでも数回行われてきましたが、しかし今まではあくまでも軟式球そのもののマイナーチェンジのみでした。しかし今回の仕様変更は、軟式球の感触を硬式球に近づけるという意図があるそうです。


今まA号・B号を使用していた選手はM号となり、C号・D号を使用していた選手はJ号となります。つまり今まではD号を含めると4種類あった軟式球が、M号とJ号の2種類に減ります。

今までの軟式球と新しい軟式球ではどのように違うかと言うと、新しい軟式球は少し大きく、重くなり、弾力性はかなり低下します。大きさと重さに関しては硬式球のサイズに近づける形となり、弾力性が低下することでボールがあまり弾まなくなります。

軟式野球特有のやり方として、上からボールを叩きつけて高いバウンドの打球で内野安打を稼ぐというやり方があります。しかし新しい軟式球ではこのやり方が通用しなくなります。今までの「ボールを上から叩け」という指導は、新しい軟式球では通用しなくなるのです。ですのでもしチームで「上から叩け」と言われている選手は要注意です。

当野球塾ではもちろん、軟式球の新旧を問わず長打を打てる打撃技術の指導を行っております。ですので新しい軟式球の仕様に戸惑わないように、どんなボールであっても長打を打てるようになる打撃技術を身に付けたいという方は、ぜひ当野球塾のコーチングを受けにいらしてください。

なおボールの仕様が変わるということは、もちろんバットの仕様も今後変わっていくことになります。近年日本の軟式野球ではビヨンドなどの複合バットが主流となっていますが、今このタイミングでビヨンドを購入することはお勧めしません。そもそも当野球塾では、甲子園や大学野球、プロ野球を目指す選手に対してはビヨンドの使用を勧めていないわけですが、ビヨンドの仕様も今後、新しい軟式球に合わせて変わっていくことが予想されます。

現軟式球の仕様に合わせたビヨンドは、新軟式球には対応できない可能性もあります。バッティングセンターでビヨンドを使ってしまったことがある方ならおわかりいただけると思いますが、ビヨンドのポリウレタン部分は対応外のボールを打ってしまうとすぐにひび割れてしまい、反発力は大幅に低下してしまいます。ちなみにバッティングセンターの軟式球は、通常の軟式球よりも硬く丈夫に作られていますので、自前の軟式用バットは長持ちさせるためにもバッティングセンターでは使わないでください。

ビヨンドのポリウレタン部分は消耗品扱いであり、交換には1万円以上かかってしまいます。ですので今ビヨンドなどの複合バットの購入を検討されている方は、もしかしたら新しい軟式球が登場するまでは待った方がいいかもしれません。

新しい軟式球の感触は、準硬式球に近いのかなという印象です。ですので打つにしても守るにしても、今までの軟式球とは別物と言えるほど弾みません。だからこそ理論に基づいたしっかりとした打撃技術を身に付けておかないと、新しい軟式球でヒットを打つことは難しくなります。大事ですので繰り返しますが、上から叩きつける打ち方は通用しなくなります。

軟式野球連盟の意図として、軟式野球から硬式野球へのシフトをスムーズにするため、というものがあるそうです。ですので感触はかなり硬式球に近づきます。

今まで当野球塾では軟式球と硬式球の打ち方は異なるということを説明してきましたが、新しい軟式球の硬さの具合によっては、ボールにバックスピンをかけるという硬式野球特有のホームランの打ち方が、今後は軟式球でも通用するようになるかもしれませんね。

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コラムカテゴリー:軟式球を打つ
コラム著:Coach Kaz
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