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【野球心理学】集中力の定義とその高め方を再考しよう


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集中力とは?

他人の子どもを預かる指導者はもっと勉強すべし!

「集中力」という言葉は野球指導の場だけではなく、勉強や仕事、普段の生活の中で頻繁に使われる言葉です。でもあまりにも使い古されてしまっているためなのか、そもそも「集中力とは何なのか?」ということを明確に説明できる方は少ないのではないでしょうか?

「もっと集中しろ!」と言う野球指導者ほど、集中力というものを理解していないということは明白です。もし集中力というものを理解していたならば、「もっと集中しろ!」という言葉など出てこないはずです。

普通のお父さんお母さんがお子さんに対し「もっと集中して勉強しなさい」と言うことは、別に変える必要はないと思います。さすがに普通のお父さんお母さんが野球心理学・運動心理学を含めた心理学を勉強する必要はないと思いますので。

しかし他人の子どもを預かる野球チームや野球部の監督・コーチとなれば話は別です。繰り返しますが、他人の子どもを 預かって野球指導をするわけですので、ここでは運動心理学に関する最低限の勉強は必須です。

もしあなたのお子さんが、まったく勉強もしていないような他人に「もっと集中しろ!」「もっとちゃんと捕って投げろ!」なんて怒鳴られていたら、逆にそのコーチを怒鳴ってやりたくなりませんか?僕ならそうなります。

集中力とは?

ではここで改めて、集中力とはいったい何なのか、という定義について書いておきたいと思います。

集中力とは、思考回路が同時に対応できる複数の物事や思考の中から、一つだけを選び出して、その一つを明確かつ鮮明に捉え、その選び出したものに対しての行動の質を高めるためのものです。

つまり集中力が途切れている状態というのは、選択肢の中から何を選べばいいのかが分かっていない状態のことです。分からないから選べない。選べないから集中できない。これが集中力が途切れるメカニズムです。

集中力が途切れている選手に対しては、まず今どのような選択肢があるのかを伝えてあげる必要があります。そしてその中から何を選ぶのが一番良いのかということと、その理由を伝えてあげることにより、集中力を外的に高めてあげることができます。

一般的にはこうすれば集中力の途切れを少なくできる!

ちなみに心理学的には「頑張ったらご褒美をあげるね」というやり方よりも、「これをあげるから頑張りなさい」と先にご褒美をあげた方が作業効率が良くなることが分かっています。

例えば被験者の前にクッキーを置いたとします。「宿題が終わったらクッキーを食べて良いからね」と伝えたグループと、「クッキーを食べながら宿題をしなさい」と伝えたグループでは、後者の方が作業効率が良くなります。これは世界中の心理学者が実験によりほとんど同じ結果を得ています。

ただしこれはあくまでも平均値であり、100%そうなったというわけではありませんので、そこは前者の方が効率がよくなるタイプの子には、前者のやり方を取り入れていくという見極めと柔軟性も必要です。

野球はメンタルスポーツ

野球はとにかくメンタルが非常に重要なスポーツです。そのメンタルを強化するためのスポーツ心理学者の役目というのは、集中力の途切れをできるだけ少なくできるように選手をサポートすることです。

集中力の途切れというのは0にすることはできません。ですので、できるだけ少なくする、という取り組み方がベターになるわけです。

野球だけではなく、あらゆる場面で役立つと思いますので、ぜひ一度集中力に関してじっくりと考えてみてください。

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