【野球心理学】野球指導者が絶対に混同してはならないものとは?

少年野球のパパママへ


「野球をしているお子さんに上手に野球を教えてあげられない」、 とお悩みのパパママは全国にたくさんいらっしゃると思います。 そこでプロコーチが野球練習法を1冊のE-BOOKにまとめ上げました! 写真満載なので野球未経験者でもすごく分かりやすい内容です!


E-BOOKの内容は怒涛の4本立て❗️
1️⃣ 球速アップ編
2️⃣ 制球力アップ編
3️⃣ ミート力アップ編
4️⃣ 長打力アップ編
どんな選手にも役立つ目から鱗の内容です‼️
トータル205ページ、2025年度最新版


野球練習法マニュアル無料ダウンロード

カテゴリ:
ページ公開日:
【野球心理学】野球指導者が絶対に混同してはならないものとは?

野球の練習を運動心理学的に考えてみよう

今回は野球心理学(運動心理学)について少しお話をしてみたいと思います。「野球の練習をする」ことというのは、運動心理学的には「運動技能を高める」ために行う「運動行動」というふうに表現します。

運動技能というのは「スピード」「コレクトネス(正確性)」「フォーム」「スタビリティ(安定感)」の4種から成り立ちます。そしてこの4種は、競技によって割合が変わってきます。

例えばサッカーの場合は、ドリブルからシュートする場合はスピードが最重要視されます。しかしPKからシュートしていく場合はスピードよりもコレクトネスが重要です。同じ競技であっても場面によって4種の重要性が変わってきます。

一方野球の場合、バッティングであれば正しいフォームのスタビリティを高めることにより、ハイスピードでコレクトネスを高めていくことができます。つまりバットを速く正確に振るためには、「フォーム」の「スタビリティ」が重要だということです。

野球指導者が絶対に混同してはならないもの

野球指導者としてまず適切に理解しなければならないのは、「運動技能」と「運動技術」の違いです。これを混同してしまったり、まったく理解していない状態で指導しようとしても、選手を最短距離で上達に導くことはできません。

運動技術というのは「Understand(分かる)」という形で身につけていくもので、運動技能というのは「Can(できる)」という形で身につけていくものです。

この2つを混同することなく、適切な順番で指導やレッスンをしていかなければ、上達を遠回りさせてしまうばかりです。まずは選手には「分かる」という形でインプットさせていき、分かった上で「できる」ようにするための練習法を伝えてあげる、という順番が重要です。

運動技術の習得なくして、運動技能の習得はない、ということです。もちろんこれは個人差もあります。分かっていなくても自然とできるようになる選手もいれば、分かったからこそできるようになる選手もいます。さらに言えば分かっていてもできない選手や、分かっているけどできない選手と、こちらも主に4種類のパターンが存在します。

非常に大事なのでもう一度繰り返しておきますが、指導者は「運動技術」と「運動技能」は絶対に混同させてはいけません。指導者がこれを「分かって」いなければ、選手が「できる」ようになることもない、ということになります。

カズコーチが書いた、野球未経験のパパママでも名コーチ並に野球を教えられるようになる 野球上達法マニュアル無料ダウンロードページはこちら!

コラム筆者:カズコーチ(野球動作指導のプロ/2010年〜)
カズコーチ ⚾️ カズコーチのプロフィールページ
カズコーチの動作改善法はプロ野球選手、野球指導者、スポーツ外科の先生にも大好評‼️
カズコーチのSNSもフォローしてね❗️
ThreadsInstagramYouTube