投球動作の無駄を省けば、強い違和感を覚えるのが普通

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投球動作を作り上げる際、まず考えなければならないのは、ボールに対しどれだけスムーズにエネルギーを伝えられるかということです。つまり、いかにして投球動作内に存在する無駄な動作を省けるか、ということです。投球動作内に無駄な動作が多く存在していると、その分だけエネルギーがスムーズにボールに伝わらなくなります。しかし無駄な動作を100%省くことはとても難しいことです。プロで活躍する投手であっても、無駄な動作が1%も存在しない投手はいません。大切なのは、無駄な動作の一切をなくすことではなく、無駄な動作を可能な限り減らしていくことにあります。

コーチングをしていて気付くのは、投球動作内に無駄な動作が多く存在している投手の多さです。無駄な動作が一切ないという投手はほとんど存在せず、無駄な動作が少しくらいあることは問題ではありません。しかしその無駄な動作が多いと、これは大きな問題へと発展していきます。

無駄な動作は、投げるボールに対し一切プラスの影響を与えないどころか、マイナスの影響を与えている動作だと言い換えることができます。ボールに対しマイナスの影響を与えるだけならまだしも、無駄な動作は体力の消耗も大きいのです。例えばスタミナ強化のトレーニングを積んでも、どうしても試合の後半で崩れてしまう投手は、スタミナ強化を考える前に、投球動作に無駄な動作が多くないかを再考するべきでしょう。

無駄な動作が体力の消耗を激しくするということは、球威は球数を増やすに連れ目に見えて衰えることになります。試合の前半と後半で明らかに球威が異なってくると、投手は無意識のうちに体に力みを与えて球威を取り戻そうとします。しかし力んで投げるほど、それは肩・肘に大きなストレスを与え、野球肩・野球肘の大きな原因となっていくのです。

投球動作内に無駄な動作が少なければ、スタミナを余分に消耗することもなく、試合の後半で明らかに球威が衰えることもなくなります。そうなれば1試合を通して力まず投げられるため、肩・肘へのストレス、疲労も軽減され、故障をしない投手になることができます。無事是名馬、と言いますが、これは野球選手にも当てはまります。いくら野球技能が高くても、頻繁に故障する選手は上のレベルや、プロ野球に進むことはできません。

さて、実際に無駄な動作を投球動作内から取り除く作業ですが、これは決して簡単ではありません。中には根本的に投球フォーム(フォーム=見た目)を変えなければならない投手もいます。そこまでじゃなくとも、モーション(動作)を変える必要はあります。フォームが一緒でも、モーションを変える場合、これも決して簡単な作業ではありません。中には新しいフォーム、モーションに強い違和感を覚え、変更を拒否する投手もいます。しかしこれは間違っています。

投球動作とは長年の経験と、その経験の蓄積に基づいて行われています。つまり骨格・筋肉は、長年の動作を行いやすいように成長しているため、それを変えようとした際、体に強い違和感を覚えることは当たり前のことなのです。逆に違和感をまったく感じないという場合、それは明らかにこれまでの反復練習が不足しているという証拠となるわけです。

TeamKazオンライン野球塾の投手コーチングは、その場限りのコーチングではありません。長い目で見て、その投手に対し最善だと考えられるコーチングを行っています。その理由はここに通じており、新しい投球動作を取り入れる場合、数週間~数ヵ月かけ、骨格・筋肉を新しい動作に馴染ませる必要があるのです。

ですので投球動作を見直す場合、新しい動作に違和感を覚えても、その取組みを「良い」と信じている限り、決して途中で投げ出さないでください。投球動作を変え、違和感を覚えるのは当たり前のことなのです。新しい動作の良し悪しは、新しい動作が骨格・筋肉に馴染んだあとのベストパフォーマンスを見てから判断するようにしてください。

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コラム筆者:カズコーチ@プロの野球コーチ
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