投球フォーム作りは、逆算しならが考えていこう

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ピッチングモーションは、いくつかのフェイズ(段階)に分けて考えることができます。例えば大雑把に分けただけでも、以下のように分けることができます。

①ワインドアップ / セットポジション
②レッグレイズ(脚の振り上げ)
③テイクバック
④コッキング(テイクバックした手をトップに持っていく動作)
⑤アクセラレーション(加速)
⑥リリース
⑦フォロースルー

 厳密にはもっと細かく分けて考えていくわけですが、分かりやすいように今回は7段階に分けてみました。この中で最も容易なのは①です。ワインドアップやセットポジションは、前の段階の動作が存在しないため、その分難易度が下がります。そしてフォロースルーに関しても、次の段階の動作が存在しないため、比較的難易度は下がります。

この7つの中で最も難易度が高いのは⑥のリリースです。リリースは、ここにたどり着くまでに最低でも5つの段階を踏まなければなりません。その5つの動きが安定していなければ、安定したリリースでボールを投げることもできなくなってしまいます。

ピッチングモーションを見ていく際、とにかく重要なのは前の段階の動作です。例えば②のレッグレイズならば①のワインドアップが重要になり、③のテイクバックであれば②のレッグレイズが重要になります。ピッチングモーションは動作の連鎖によって作っていくものです。つまり、①のワインドアップがきれいに決まらなければ、②のレッグレイズもきれいに決まりません。そして②のレッグレイズが決まらないということは、当然その悪影響は③のテイクバックに繋がっていきます。

つまり良いリリースでボールを投げるためには、良いアクセラレーションが必要で、良いアクラレーションを実現するためには良いコッキング動作が必要で、良いコッキング動作をするためには良いテイクバックが必要になる、というわけなのです。こうして読んでいただければ、⑥のリリースの難易度の高さを分かっていただけると思います。

例えばボールがどうしてもシュート回転してしまったり、スライダー回転してしまったりするピッチャーは、リリースポイントばかりを気にしてしまいがちになります。しかしリリースという瞬間は、アクセラレーションの結果動作であるため、いくらリリースポイントを気にしたところで、アクセラレーションを改善できなければ、ボールの回転もきれいにはならないということになります。

ピッチングモーションを作り上げる際は、ぜひこの順序を大切にいて、動作を逆算しながら丁寧に作っていくよう心がけてください。

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コラム筆者:カズコーチ@プロの野球コーチ
プロ野球選手の個人指導(主にパ・リーグ)経験も豊富!肩肘を痛めずパフォーマンスを向上させられる指導法が好評!

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