フロントドアというシュートを投げる際の注意点

少年野球のパパママへ


「野球をしているお子さんに上手に野球を教えてあげられない」、 とお悩みのパパママは全国にたくさんいらっしゃると思います。 そこでプロコーチが野球練習法を1冊のE-BOOKにまとめ上げました! 写真満載なので野球未経験者でもすごく分かりやすい内容です!


E-BOOKの内容は怒涛の4本立て❗️
1️⃣ 球速アップ編
2️⃣ 制球力アップ編
3️⃣ ミート力アップ編
4️⃣ 長打力アップ編
どんな選手にも役立つ目から鱗の内容です‼️
トータル205ページ、2025年度最新版


野球練習法マニュアル無料ダウンロード

カテゴリ:
ページ公開日:
広島カープに復帰した黒田博樹投手が投げていることで今、右投手が投げるフロントドアと呼ばれるシュートボールが注目されています。これはどのようなボールかというと、右対右の順手対決の場合、シュートボールを外角ボールゾーンからストライクゾーンに入れていくシュートのことです。バックドアというのは逆に、スライダーやカッターを内角ボールゾーンからストライクゾーンに入れていくボールです。ツーレーンピッチャーと呼ばれるタイプの投手が得意とする攻め方です。

日本球界ではストレートのシュート回転=欠点とみなされることがほとんどです。確かに意図しないシュート回転のボールは良くありません。なぜならそれは体が開いた状態か、リリースポイントが前後にずれている状態、もしくはその両方であるためです。しかし意図してシュート回転のボールを投げているのであれば、そのシュート回転のボールはフロントドアとして大きな武器となります。

黒田投手の場合はもちろんですが、非常に質の良い伸びのあるストレートを投げています。それとは別物として、外角のボールゾーンにシュート回転するストレートを投げていきます。これは意図したシュート回転のボールであって、シュート回転してしまったストレートとは異質のものです。

フロントドアというボールの存在を知ると、シュート回転していても良いと勘違いしてしまいそうですが、そうではありません。あくまでもしっかりとしたバックスピンストレートを投げられた上での、意図したフロントドアである必要があります。意図しないシュート回転のボールでは、どのコースでもシュート回転してしまいます。するとストライクゾーンの外角で勝負にいったボールが意図しないシュート回転により真ん中に入ってしまい痛打されてしまいます。

フロントドアと呼ばれるシュートボール(ツーシーム)はこれからはメジャーだけではなく、日本のプロ野球でも見る機会が増えるかもしれません。ですがそのボールが意図したものか、意図しないものかにより、黒田投手のような素晴らしい成績を収められるか、連打されて降格させられるかが決まってきてしまいます。ですのでフロントドアを活用するためには、まずはシュート回転しないバックスピンストレートをしっかり投げられるようになってください。

カズコーチが書いた、野球未経験のパパママでも名コーチ並に野球を教えられるようになる 野球上達法マニュアル無料ダウンロードページはこちら!

コラム筆者:カズコーチ(野球動作指導のプロ/2010年〜)
カズコーチ ⚾️ カズコーチのプロフィールページ
カズコーチの動作改善法はプロ野球選手、野球指導者、スポーツ外科の先生にも大好評‼️
カズコーチのSNSもフォローしてね❗️
ThreadsInstagramYouTube