ファーストミット/first baseman's glove

 

日本では一塁手用のグラヴのことを、普通にファーストミットと呼んでいますが、でもアメリカではファースミットとは言わないんです。ミットはキャッチャーミットだけで、ファーストミットは、first baseman's glove と言います。分類の仕方としては、指5本をそれぞれ別の穴に入れるものをグラヴと呼び、親指+他の指というように2つに分けられているものをミットと呼びます。

キャッチャーミットは基本的には親指以外の指を入れる穴は分かれてはいません。レースで簡単に分けられている場合が多いと思います。ですがファーストミットの場合は必ず指5本を入れる5つの穴があるため、厳密にはミットではなくグラヴという扱いになります。

ファーストミットは、ややキャッチャーミットに形が似ているため日本ではミットと呼ばれていますが、厳密にはミットではなくグラヴという分類になりますので、国際試合に参加する可能性がある選手などは、知識として覚えておいてもいいかもしれませんね。
  • 日本語/ファーストミット
  • 英語/first baseman's glove
  • 読み方/ファーストベイスマンズグラァヴ

コラム著:カズコーチ
プロ野球選手の動作改善サポート・データ分析・自主トレサポートをメインに、アマチュア選手の個別ZOOMレッスンも行うプロフェッショナルコーチ