後半戦から一塁に盗塁できるようになるアメリカ独立リーグ

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2019年の後半戦、MLBと提携しているアメリカの独立リーグが革新的なルール変更を行うことになりました。それは打者走者の一塁への盗塁。今までは2ストライク後のみ振り逃げができるというルールでしたが、このルール変更が行われると、カウントに関係なく打者走者は一塁を狙えるようになります。

いくつもの弊害も予想できる一塁への盗塁

このルール変更が吉と出るか凶と出るかはやってみなければわかりません。挑戦する前から否定的な意見でチャレンジを妨げることはすべきではないと思います。でも確かに予想できる弊害は少なくありません。例えばパスボールやワイルドピッチは、これまでは基本的には走者がいなければそれほどケアする必要はありませんでしたが、今後は振り逃げができるカウント以外でもケアする必要があり、思い切って変化球を投げることが難しくなる可能性があります。

また、3フットラインの存在も再考が必要かもしれません。パスボールなどで一塁への盗塁をする場合、ファールエリアから一塁にボールが転送されるケースが多くなります。すると走者が仮に3フットラインを走ってしまうと、一塁手からすると送球と打者走者が重なるケースも多くなり、これはコリジョンルールの概念とは逆を行ってしまう形になります。

一塁に盗塁をすると打数はどうなるのか?!

さらに考えていくと、仮に打者走者が途中で盗塁を諦めた場合はどうなるのでしょうか?二盗であれば、一塁走者は一塁ベースに戻ることができます。しかし一塁への盗塁の場合、打者走者はホームプレートに帰塁することになるのでしょうか?それとも一度盗塁を企画したら、一塁ベース以外を目指すことはできなくなるのでしょうか。仮に振り逃げとまったく同じルールになるのであれば、打者走者はもう一塁ベースに向かって走るしかなくなるのでしょう。

しかし振り逃げと同じルールであるならば、一塁に盗塁すれば盗塁は記録されるのかもしれませんが、しかし記録上は三振になってしまうのでしょうか。それとも打数としては数えないのでしょうか。疑問として思い浮かぶことはこのように多々あるわけですが、でも新しいことにチャレンジすることは素晴らしいことだと思います。チャレンジしてみてイマイチだったら廃止してしまえば良いと思います。

デメリットばかりではない一塁盗塁という新ルール

しかし一塁への盗塁はデメリットばかりではないと思います。バッテリーは今まで以上にワイルドピッチやパスボールをケアしなければならないため、投球技術や捕球技術を今まで以上に向上させようとするでしょう。そして向上すれば一塁への盗塁を阻止できるだけではなく、すでに塁上にいる走者を無駄に進塁させるケースも減っていきます。

近年はバッターの進化ばかりがクローズアップされていますが、この新しいルールによってバッテリーも進化していくことができるのならば、このルールは決してデメリットばかりではないと言い切ることができます。例えばボールの回転方向を考えずにワイルドピッチを捕球しに行っていた捕手も、今後は回転の違いによるバウンド方向の変化もしっかり考えた上で捕球姿勢を作っていくようになるかもしれません。あまり好意的には受け止められていないこの新ルールですが、僕個人としてはとりあえず試してみる価値はあると思っています。

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コラム筆者:カズコーチ@プロの野球コーチ
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