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2016年12月18日

試合前の緊張感は悪いことではなく逆にパフォーマンスがアップ?!


  • 試合前に緊張して心臓が高鳴ってしまうことは悪いことではない!?
  • 試合前にリラックスしすぎてしまうと逆にパフォーマンスは低下する?!
  • 緊張感で説明する岸孝之投手と西口文也投手のパフォーマンス

マウンドに登る前って誰でも緊張しますよね。でもこの緊張を必要以上にほぐすことはないんです。緊張して心臓が高鳴ったり、手に汗をかいたり、体に少し力が入ってしまったり。これらは実はパフォーマンスにはマイナスにならないということが近年科学的に解明されています。


例えばライオンズからイーグルスに移籍した岸孝之投手ですが、2008年のジャイアンツの日本シリーズで先発マウンドに登る前、嘔吐してしまうほど緊張していたそうです。しかし結果はその日本シリーズでMVPを獲得するほどの大活躍でした。

緊張して心臓が高鳴ったりするような状態を心理学ではストレス反応のひとつとして考えられています。ストレスと聞くとマイナスのイメージしか持たない方もいらっしゃると思いますが、実はストレスというものもマイナスのみではなく、むしろ適切な知識を持っていればプラスに働くことが、これも科学的にすでに解明されています。

試合前に緊張して心臓が高鳴り、体に少し力が入ることもマイナスと捉える必要はありません。むしろパフォーマンスを良くするためにはプラスだと考えてください。実際そのような状態になると、体の反応がすごく高まることが科学的に証明されています。

つまり試合前に完全にリラックスをして体の力を抜いてしまうより、緊張して少し力が入っていた方が運動能力は高まるんです。逆にリラックスしすぎてしまうと体の反応が鈍くなってしまい、パフォーマンスは低下してしまいます。

例えば以前ライオンズで活躍した西口文也投手は、緊迫した試合では素晴らしいピッチングを見せてくれるのですが、味方が大量リードしてくれると不思議とすぐに崩れてしまう癖がありました。これも上記のストレス反応によって説明することができ、大量リードをしてくれたことにより緊張の糸が切れてリラックスしてしまい、体の反応が少し鈍ってしまったことにより試合途中でパフォーマンスが低下してしまっていたのです。

ですので試合前にどうしても緊張してしまう選手も、その緊張を悪いものとして捉える必要はまったくないんです。その緊張感があるからこそパフォーマンスがアップするんだとパラダイムシフト(考え方をガラッと変える)することにより、その緊張感をパフォーマンスをアップさせるために使うことができるようになります。

緊張すると心臓の鼓動が速くなりますよね?これによって身体中の血の巡りがよくなり、筋肉にもたくさんの血液や酸素、エネルギー源となる糖分や脂質が運ばれるようになります。そのために運動パフォーマンスがアップするわけです。

もし試合前に緊張してしまうことで悩んでいる選手がいましたら、もう悩む必要はありません。その緊張を悪いものだとは考えず、パフォーマンスにプラスになるんだとパラダイムシフトしていきましょう。そうすれば上述した通り、緊張感によりパフォーマンスをアップさせることができるはずです。


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