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2011年05月26日

レッグレイズさせた時のつま先はどうすべきか


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しばしば行なわれる議論の中で、レッグレイズさせた時のつま先の向きをどうするかというものがあります。ステップ脚を振り上げた際、その脚のつま先を上を向かせるべき、力を抜いておくべきか。この2つのうち、どちらが良いのかがよく議論されます。この議論に対する僕の考えは、目的によって変えるべきというものです。どちらにもメリット・デメリットが存在するため、それを理解した上で自分に合っていると判断できれば、どちらでも良いと思います。

まずつま先を上に向けた時のメリット・デメリットですが、レッグレイズした時つま先を上に向けると、ステップ脚がより高く上がるようになります。ステップ脚が高く上がるということは、それだけ位置エネルギーを得られるということですので、それを上手く利用できれば球威を上げることができます。そしてつま先が上を向いていると、軸脚の股関節に体重をタメやすくなり、投球時に身体が前に突っ込まなくなります。

反対にデメリットを見ていくと、つま先を上に向けることで脚全体を柔軟に使いにくくなります。すると器用ではない投手の場合ステップの着地が硬くなってしまい、膝が柔らかく使えなくなります。膝が柔らかく使えないということは、ステップ脚が突っ張りやすくなり、制球力が低下してしまいます。

一方つま先をリラックスさせた状態でレッグレイズすると、つま先を上に向けるためのエネルギー消費がなくなるため、スタミナを余分に消耗させることがなくなります。そしてステップ時の着地を柔らかくしやすくなり、脚が突っ張ることもなくなります。脚が突っ張らなければ制球もしやすくなります。

反対にデメリットは、あまり力を抜き過ぎてしまうと着地させた時に膝が外側に割れやすくなります。膝が外側に割れてしまうとボールは打者から見えやすくなり、ボールそのものの切れも低下してしまいます。

さて、最後もう1つ。つま先をあえて真下に向けるというモーションもありますが、これは僕はあまりオススメはしません。その理由は、つま先を下に向けてしまうとステップ脚の着地がつま先から入ってしまうためです。着地をつま先から入れてしまうと、身体が前に突っ込みやすくなり、タメのない投球モーションになってしまいます。ですのでどうしてもつま先を真下に向けないと投げにくいという場合は、着地はかかとから入れるように注意してください。

ということでレッグレイズ時のつま先の向きは、目的や自分の投球モーションに合わせて選ぶのが良いと思います。簡単な選択方法としては、ストレートの威力をアップさせたいのならつま先を上に向け、コントロールを重視したい時はリラックスさせると良いかもしれません。ただどちらにしても、すべてがすべてではありません。つま先を上に向けたとしても、しっかりと安定した投球モーションで投げれば制球が乱れることはありません。ですのでまずは、どちらが投げやすいかということを大切にしてください。



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