ちなみに投手と野手ではキャッチボールに対する取り組み方が、日米ともに変わってきます。野手の場合はまさにウォームアップの一環としてキャッチボールをするのですが、投手の場合はウォームアップというよりは、フォームチェックのためにキャッチボールをします。ですので投手の場合はただ肩を温めるだけではなく、しっかりと良いフォームになっているかを確認しながらキャッチボールを行う必要があるんです。
つまり投手にとってキャッチボールというのは、運動強度こそ違えどマウンドやブルペンでの投球練習と同じなんです。「マウンドではこういうフォームで投げたい」という形を、平地で行うキャッチボールで丁寧に作り上げた上で、傾斜のあるマウンドやブルペンに登るのが投手の基本ルーティンとなります。
- 日本語/キャッチボール
- 英語/catch
- 読み方/キャッチ
コラム著:カズコーチ
プロ野球選手の動作改善サポート・データ分析・自主トレサポートをメインに、アマチュア選手の個別ZOOMレッスンも行うプロフェッショナルコーチ
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