努力は嘘をつかないという言葉は嘘!
夏の勝者は冬に作られます。冬にどれだけ理論的に練習できるかによって、春の球速は大きく変わってきます。
例えば球速アップや制球力アップを目指して、とにかく投げ込みやシャドーピッチングの数をこなす選手が非常に多いと思いますが、この練習法では結果が伴わない危険性が高くなります。
ある程度理論的な良いフォームが身に付いている選手であれば、投げ込みによってそのフォームをさらに高めることができます。しかしまだフォームが出来上がっていない小中学生の場合、理想的ではないフォームで投げ込んでしまうことにより、その良くないフォームを体に覚え込ませる練習になってしまうんです。
「努力は嘘をつかない」とはグラウンドでよく言われる言葉ではありますが、この言葉は嘘です。
球速や制球力がアップしにくい間違ったフォームで100球200球と投げ込みをしても、その間違った努力によって上達することはほとんどありませんし、肩肘を痛めるリスクも高めてしまいます。
しかし1日40〜50球程度の投げ込みやシャドーピッチングだったとしても、スポーツ科学的に球速がアップして、制球力も安定しやすいフォームで練習していれば、みるみる球速も制球力もアップしていきます!
この冬は、プロコーチの理論的レッスンを受けて、球春到来までに球速10kmアップを実現させてみませんか?
肩肘を痛めない投げ方が一番球速がアップする
筋トレによって球速をアップさせようとする選手も多いのですが、これも間違いです。筋トレは、フォーム改善によって球速がアップした時、その球速アップによる衝撃に体が耐えられるようにプロテクターを作る、という意味で行うのが正しい考え方です。
プロ野球選手でもいますよね?すごく細身なのに150km前後のストレートを投げている投手たちが。彼らは球速や制球力がアップする理論的なフォームを身につけているからこそ、筋力に頼らずに、しかも大きな怪我をすることなく速いボールを投げることができているんです。
ちなみに結局のところ、肩肘を痛めにくい科学的に本当に正しいフォームこそが、一番球速と制球力がアップする投げ方なんです。
僕はプロコーチとして、肩肘を痛めにくい投げ方の指導を最も得意としているのですが、僕のレッスンによって肩肘を痛めにくい投げ方をマスターできた子たちは皆、球速と制球力も同時にアップさせられています。
今年の冬は、科学的に本当に正しい投球・送球フォームを身につけてみませんか?もし僕の個別レッスンにご興味あれば、お気軽にメールやLINEよりご相談ください。お待ちしています!
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2024年12月10日公開『体全体を使ってボールを投げるフォームの教え方』