マウンド/pitcher's mound

 

ピッチャーズプレートが埋め込まれているマウンドは、普通にピッチャーズマウンドで通じます。ただしピッチャーの小さい「ッ」はものすごく小さいと考えて発音してください。どちらかというとピチャーズという方が近いと思います。

そしてマウンドとはもちろん、グラウンドの中心にある少し盛り上がった部分のことです。サイズとしては直径18フィート(約5.5m)、高さ10フィート(25.4cm)と定められています。そして勾配は1フィートにつき1インチというルールが一応あるのですが、この勾配を厳密に採寸している球場はほとんどありません。そのため球場ごとにマウンドの傾斜は少しずつ異なり、プロ野球においては基本的にはエースピッチャーの好みに合わせてマウンドは均されています。

また、外国人投手に活躍してもらわないと困る球団は、メジャーのマウンドに近付けることもありますが、土質までは変えられないため、日米のマウンドの違いに戸惑う外国人投手はたくさんいるようです。

ピッチャーズプレートは24×6インチ(役61cm×15cm)となり、アマチュア野球の場合はセットした軸足をプレートからはみ出させることはできませんが、プロ野球では軸足がプレートに触れていればプレートの横幅をはみ出してセットすることもできます。
  • 日本語/マウンド
  • 英語/pitcher's mound, hill
  • 読み方/ピッチャーズマウンド、ヒル

コラム著:カズコーチ
プロ野球選手の動作改善サポート・データ分析・自主トレサポートをメインに、アマチュア選手の個別ZOOMレッスンも行うプロフェッショナルコーチ