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2017年10月30日

怪我をしてしまった時の受診時のために覚えておきたいこと


  • その手術、本当に必要な手術ですか?本当に他に治療法はありませんか?
  • 手術をしなくても治せる怪我はたくさんあります!
  • 執拗に手術を勧めるドクターは信用しない方がいいかも?!

スポーツをしている限り、怪我のリスクが0になるということはありません。どんなに怪我をしにくい投げ方、打ち方を身につけていたとしても、打球を追い駆けて他の選手とぶつかって怪我をすることもあれば、勤続疲労によって怪我をしてしまうこともあります。


怪我をすれば当然病院に行って治療を受ける必要があります。しかしこの時に最低限でも怪我に関する知識を持っていないと、不必要な治療を受けさせられてしまう危険性もあります。もちろん世の中には間違いなく選手にとって最善である治療を提案してくれる素晴らしいドクターがたくさんいます。しかしそれ以上に、そうではないドクターも多いということは覚えておく必要があります。

例えば最近、野球選手の中でも椎間板ヘルニアの手術を受ける選手が多いという印象があります。椎間板ヘルニアとは、背骨の腰あたりの椎骨の間のクッションとなっている部分がはみ出してしまい、神経を圧迫し痛みが出る症状のことです。この治療を受ける際も、椎間板ヘルニアの治療方法に関してまったく知識がなければ、ドクターに「手術をしてはみ出した部分を切らなければ治りません」と言われれば、もう手術をするしかないと思ってしまいます。

しかし知識があれば違います。椎間板とはなぜあるのか?必要だからあるんです。体にとって必要な椎間板をはみ出したからと言って簡単に切除してしまえば、必要だった椎間板が戻ってくることはもう生涯なくなり、椎間板の一部を失ったことによりまた別の不調が出てくる可能性をも新たに生み出してしまいます。

アメリカにピート・エゴスキューという世界的な名医がいるのですが、彼は椎間板ヘルニアを手術することなく快方に向かわせる技術を持っています。実際メジャーリーガーやプロゴルファーなど、数え切れないほどのスター選手たちがドクター・エゴスキューの治療によって怪我を治しています。しっかりと世界の最新医学を勉強されているドクターであれば、当然聞いたことがある名前のはずです。

手術をする治療としない治療とでは、ドクターが得る報酬の額には雲泥の差が生じますし、外科医にとっては手術件数が実績と評価される傾向があります。そのため一部の外科医は、とにかく手術することを勧めてくることがあります。実際わたしもそういう外科医に当たってしまったことがあり、「手術をする前にこういう治療法を試して欲しい」と伝えると、「手術をしないなら様子を見て3ヵ月後にまた来てください」と追い返されるように言われました。すぐに治したいのに3ヵ月後とは、まったく信じがたい言葉でした。

わたしの場合はコーチという職業柄、ある程度の医療知識があったため上述のようなことをドクターに対し言うことができ、他の病院ではその手術をしない治療法で非常に安い治療費と非常に短い治療時間で治してもらうことができました。ちなみに執拗に手術を勧めてきた外科医がいる病院は、野球選手らのスポーツ外科を売りにしている大きな病院でした。

下手なドクターに下手な治療をされないためにも、治療を受けるためには最低限の知識を持っておく必要があります。もちろん選手自身が学ぶことが最善であるわけですが、しかしそれが難しい場合はチームのコーチがそういう勉強を普段からしておく必要があると思います。

わたしは最低限の医療知識を持っているため、怪我をしてしまったプロ野球選手から「この治療法は最善だと思いますか?」と密かに相談されることもよくあります。そこで「最善」「最善じゃない」と言うことはわたしはコーチでありドクターではありませんのでできませんが、もしドクターが提示していない治療法があり、それを知っている場合はそれを選手に伝えるようにしています。「こういう治療も過去に行われたことがあるから、担当医に相談してみるといいよ」という風に。

治療を受けることになったら、そのドクターを信頼するしかありません。ですがもし手術という言葉を出してきた場合は、必ずセカンドオピニオンやサードオピニオンを受けるか、もしくはドクターショッピングで本当に信頼できるドクターをしっかりと探すことをお勧めいたします。

わたしは運良く素晴らしいドクターの知り合いが何人もいるため、そうではないドクターが多いことを非常に残念に感じています。治療後に後悔しないように、とにかく大切なのは100%信頼できるドクターを見つける、ということです。

小学生〜大人まで個別指導可能のピッチングマスターコースは、全投手育成コラムを執筆しているチーフコーチが指導を担当いたします!



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