投手,走る,ランニングについて書かれている投手育成コラムです。

トップページ > 投手育成コラム > 走ることを大切にする投手は、目に見えて球速が上がる

走ることを大切にする投手は、目に見えて球速が上がる


100分を超すあなた専用の野球教則ビデオを作成!
詳しくは→Kazコーチのオンライン野球塾

以前、投手はなぜ誰よりも走らなければならないのかというコラムを書きましたが、今回はその続編のような内容です。前回とはまた違った観点から、投手が誰よりも走らなければならない理由を書き進めてみたいと思います。

投手というポジションは、非常に不思議なポジションです。埼玉西武ライオンズの西口文也投手のように、プロ選手として非常に華奢な体型をしていても、全盛期は150kmものスピードボールを投げていました。反面西口投手よりも筋力のある投手でも、いくら頑張っても150kmを投げられない投手は多々います。これはなぜだと思いますか?

その答えの前に、打者も一緒に見ていきましょう。打者の場合、筋骨隆々の選手はパワーでホームランを打つことができます。しかし小兵の選手であっても、時にはスラッガー並の大ホームランを打つことがあります。これもまた不思議なことだと思いませんか?

ここではまず、投手と打者の違いをシンプルに考えてみたいと思います。投手というのは、時速0kmのボールを150kmの速度まで加速させるのが仕事です。一方の打者は、150kmまで加速された、すでにエネルギーも持っているボールを打ち、遠くへ飛ばすことが仕事です。投手が投げたボールはすでにエネルギーを持っている物体であるため、バットとの出会い頭のタイミングさえ合えば、ボールが持ったエネルギーをそのまま飛距離に活かすことができるのです。この投手と野手との仕事内容の違いは決して小さくはありません。

バッティングセンターに行ったことのある方なら分かるかもしれませんが、120kmのボールを勢いよく飛ばすことはとても簡単ですが、80kmのボールを勢いよく飛ばすことは非常に困難です。完璧なメカニズムでバットを振り、完璧なタイミングで振り抜かなければ、80kmのボールを遠くまで飛ばすことはできません。つまり何が言いたいのかと言うと、対象物のスピードが遅ければ遅いほど(対象物が持つエネルギーが弱いほど)、それを扱う人間の動作メカニズムが正しくなければ、その対象物を最善に扱うことはできない、ということなのです。

つまり時速0kmのボールに150kmものスピードを与えるために必要なのは筋力ではなく、メカニズムなのです。筋力がなくてもメカニズムがあれが150kmのボールは投げられますが、筋力があってもメカニズムがなければ150kmのボールを投げることは出来ません。

このメカニズムは、少し呼び方を変えると運動連鎖という言葉で表現することもできます。投手の場合、地面から得た反力エネルギーや、並進移動によって得た並進エネルギー、ステップ脚を振り上げることによって得た位置エネルギーを足の裏、脚、腹筋・背筋、肩、肘などを経由し、無駄なくボールに伝える。これが投手にとっての運動連鎖の必要性であり、スピードボールを投げるために必要とされるメカニズムなのです。

このメカニズムは、走ることによって向上させることが出来ます。走るという動作は、上半身と下半身の共同作業によって行なわれる運動です。腕を一切動かさずに、脚だけを動かして速く走ることは不可能です。脚の動きに連動して腕を振らなければ速く走ることは出来ません。つまり、時速0kmの体に20km(マラソン選手の走る速度)というスピードをつけるためには、体全体の運動連鎖が必要となってきます。この連鎖が上手くいかなければ速度が落ちるばかりか、余分な体力を消耗することとなり、長距離を走ることはできません。

逆に運動連鎖が良くなれば、余分な体力を使わなくても楽に時速20kmというスピードをつけることが可能になります。そしてこの運動連鎖が向上すると、走る時のリズムや着地テンポも良くなります。まるで足の裏がタイヤになったかのような感じで、スムーズに足の着地と抜きを繰り返すことができます。これができていると走っている時の足音は「タッタッタッ」という、リズムカルな足音になります。逆に余分な体力を使っていたり、運動連鎖が上手くいっていないと、「バタバタドタドタ」という重い感じの足音になってしまいます。

投手にとって走るというトレーニングは基礎体力を向上させるだけではなく、動作メカニズムを向上させるという役割も秘めているのです。そしてこれを突き詰めれば、歩くという動作ももちろんメカニズムを向上させる、ということになります。普段の歩行姿勢、ランニングフォームを大切にしていけば、必ず体内メカニズムは少しずつ向上されていきます。基礎運動におけるメカニズムが向上されれば、それは当然、さらに精密な動作が求められる投球動作にも好影響を与えます。

投手育成コラムをお読みいただければ、ただ走るだけではトレーニングとしてベストではないということがよくお分かりいただけると思います。せっかく毎日5km、10kmと走るのなら、そのラン効果を最大限に高められる内容にしましょう。走るという動作を大切にしていけばメカニズムが向上し、余分な筋肉量を持たなくても150kmというスピードボールを投げられるようになります。そして余分な筋肉量を持たないということは、その分スタミナの消耗が軽減されるということを意味します。ぜひあなたも今日から、一歩一歩の運動連鎖、メカニズムを大切にしてランメニューに汗を流してみてください。

今すぐ球速と制球力がアップする投げ方を
ビデオで超わかりやすくコーチング!

littlerockheart.com
2020年で10周年、1500人以上の個人レッスンを担当したコーチだからこそできる指導! あなたがなかなか上達できないのは練習が足りないからではなく、上達するための方法をまだ知らないだけ!
詳しくはオンライン野球塾へGo!
球速アップ、制球力アップ、野球肩野球肘の改善、打率アップ、飛距離アップ、野球のことならなんでもご相談いただけます!

最新の投手育成コラムは2020年01月21日(火)公開の
『野球塾はこのポイントを気にしながら探すようにしよう』


球速アップは筋肉ではなく技術で目指せ!
今の体格のままでも技術を学べば球速は必ずアップする!
近年、多くの小中高生が体格に頼って速いボールを投げようとして、 本当に多くの選手が肩肘を痛めてしまっています。球速がアップしてもこれでは意味がない! Kazコーチの野球塾なら怪我のリスクを下げながら球速をアップさせられる!
球速をアップさせられる10のテクを身に付けたいなら
↓↓↓↓
火の玉ストレート習得クリニック

原因が存在しないノーコン病は存在しない!
制球力がアップしないのは練習不足ではなく、知識不足!
コントロールが定まらないことには必ず原因があり、その原因動作を改善すれば、 制球力は必ず向上します。制球力は投手にも野手にも必要なスキルです。 今こそ制球難の原因になっている動作を理論的指導によって改善しよう!!
制球力が劇的にアップする10のテクを学びたいなら
↓↓↓↓
制球力劇的向上クリニック

今の投げ方ではいつか必ず野球肩・野球肘になります!
怪我をしてから病院に行くのではなく、怪我をする前に野球塾で動作改善を!
子どもたちが野球をやめる理由の第1位は人間関係で、第2位が怪我なんです。 ボールを投げれば野球肩や野球肘になり、バットを振れば腰椎分離症や手首を痛めたり。 しかし野球で一番大事なことは怪我をしないことです!
肩肘を痛めずに投げ続けられる10の技術を知りたいなら
↓↓↓↓
野球肩野球肘撲滅クリニック

インスタグラムとかもチェックしてみてね!
Instagram Coach KazのTwitter Coach KazのYouTube facebook

野球の通信講座:24時間どこからでも受講
littlerockheart.com
お父さんお母さんがKazコーチのコーチングビデオの内容を覚え、 それをそのままお子様にお伝えいただくと、 野球経験のないパパママも一瞬で名コーチに大変身! もちろんお子様と一緒にビデオで学んでいただくのも良いと思います!使い方はあなた次第!


前のコラム 投手の振り上げた脚の膝はリラックスさせよう
次のコラム エースになるために、空腹感は絶対に回避しよう
このコラムは野球のプロコーチKazが書きました。
c-kaz.jpg 2010年1月から、小学生〜プロ選手まで指導する野球の個人レッスン専門コーチをしています。 怪我をしない投げ方・打ち方の指導には定評があり、時々野球雑誌にも取材していただいたり、 Yahoo!ニュースで投手育成コラムとスラッガー養成コラムを野球関連の参考記事として紹介いただいております。 小学生のうちに良い投げ方・打ち方をマスターしておけば、体が大きくなってからが楽です。 ぜひ早い段階で僕のコーチングを受けにいらしてみてください!そしてもちろん大人の方も受講可能です!

投手育成コラムカテゴリー
SLP理論アライメントイップスコンディショニングコーチング論トレーニングピッチングモーションプロテイン・サプリメントリハビリルール制球力アップ動画嗜好品変化球女子野球少年野球投球動作分析投球術球威・球速アップ肘が下がる野球塾の必要性野球心理学野球物理学野球肘野球肩食事

制球力劇的向上クリニック火の玉ストレート習得クリニック野球肩野球肘撲滅クリニック
安打製造機量産クリニックホームランアーチスト養成クリニック野球の通信講座

Copyright(C) 2010-2020
Kazコーチのマンツーマン野球塾