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2011年07月12日

先発タイプの常時セットポジションは、肩・肘を痛める


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近年プロアマ問わず、セットポジションでしか投げない先発投手が増えていますが、僕はこの傾向には真っ向から反対したいと考えています。僕がこれまでに担当させていただいた多くの投手たちにも、ランナーがいない時のセットはやめるようにと伝えています。なぜ常時セットポジションで投げるのが良くないかと言えば、セットポジションでは全身を使って投げることができません。その分肩・肘にかかる負荷も大きくなり、故障のリスクを自ら高めてしまう結果に繋がるのです。

北海道日本ハムファイターズのダルビッシュ有投手は「練習すればセットでもワインドアップでも球威は変わらなくなる」と以前コメントしていました。僕はダルビッシュ投手は大好きなわけですが、このコメントに関しては、ダルビッシュ投手だからこそなしえることができると思うのです。ダルビッシュ投手はプロの中でも本当にトップクラスの投手です。プロ中のプロでは通用する理論も、1軍で10勝するのがやっとというレベル以下の投手には通用しないことがほとんどです。

投手の役割はあくまでも打者を抑えることです。そのためには少しでも良いボールを投げる必要があります。しかしランナーがいないにも関わらずセットやクイックで投げれば、3~5km以上の球速をロスしてしまいます。これは大げさに言えば、打者を打ち取ることを放棄しているようにも僕には見えてしまうのです。

常時セットで投げるのはリリーバーだけで十分だと思います。リリーバーはランナーがいる場面で登場する機会が多いため、セットポジションでベストピッチできる必要がありますし、リリーバーは球数も少なくて済みます。しかし常にランナーがいない状況で投げられる先発ピッチャーは、やはりワインドアップ、もしくはノーワインドアップで投げるべきです。

制球難には必ず理由があります。その理由をしっかりと時間をかけて克服することができれば、ワインドアップで投げても制球を乱すことはありません。現代のプロ野球、アマチュア野球はあまりにも消極的です。欠点を克服するのではなく、欠点をごまかすことばかり考えているような気がしてなりません。このあたりは僕らのような指導者のコーチング能力にも所以しているとは思います。

先発ピッチャーが常時セットポジションで投げれば、全身を使って投げられない分、当然スタミナの消耗も激しくなってしまいます。そしてスタミナが消耗した状態で良いボールを投げようとすれば力みが生じ、さらに肩・肘への負荷は大きくなります。

現代は学生野球でもプロレベルの練習設備が整ってるケースも多く、投手受難の時代とも言われています。そんな時代だからこそこじんまりとせず、ワインドアップから豪快なストレートを投げて打者を打ち取ってもらいたい、僕は常にセットで投げる先発タイプの投手を見る度に、そう思ってしまうのです。



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