巻くテイクバックではバットスウィングは速くならない
テイクバックというものを勘違いされている方がけっこう多いように思います。テイクバックで重要なのは、グリップと頭の距離を遠ざけることにあります。この動作の幅を深くするほど割れ(ラギングバック)が強くなり、バットスウィングを速くしていくことができます。
しかしグリップを後頭部側に巻くように入れてしまうテイクバックでは、グリップと頭の距離を遠ざけることができず、巻いても巻いてもテイクバックは深くならず、バットスウィングを割れによって速くすることもできなくなります。
また、最初からグリップと頭を遠ざけておいて、遠ざけていく動作そのものが入っていない場合も割れを作りにくくなりますので、やはりバットスウィングは速くなりません。
バットスウィングを速くできるテイクバックは、グリップを常に投手から見えるラインで、捕手方向に引いていく動作です。この動き方でグリップと頭を遠ざけながらテイクバックを作っていけると、腕力や体格に頼らず、割れによってバットスウィングを速くしていけるようになります。
⚾️ カズコーチのオンデマンド野球塾
⚾️ カズコーチのオンデマンド野球塾を選ぶ3つのメリットとは?!
カズコーチの動作改善法は野球指導者、野球をするお子さんをお持ちのお父さんお母さん、 野球選手を治療するスポーツ外科の先生、理学療法士、柔道整復師、プロ野球選手など、多くの方にお役立ていただいてます!
【カズコーチのSNS】
Threads/ Instagram/ YouTube
カズコーチの最新レッスン動画
2024年12月10日公開『体全体を使ってボールを投げるフォームの教え方』