体が硬い選手が柔軟性をアップさせられるストレッチングのコツ

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当野球塾に通っている選手の中にも、体が硬い選手がたくさんいます。しかし体の硬さはアスリートとしては致命的な欠点です。まず単純に、体が硬ければ怪我をするリスクも高くなります。さらには関節可動域が狭いことにより、適切な動作を物理的に取れなくなることもあります。つまり動作改善をしようとしても、体が硬く関節があまり動かないため、良い動作で動くことが根本的に難しくなるんです。

体の柔軟性が必要と言っても、野球選手にバレリーナのような関節可動域は必要ありません。もちろんバレリーナほど関節が動けば最高ですが、しかし野球選手に必要なのは柔軟性と強さです。柔らかいだけでもダメですし、強いだけでもダメです。柔らかさと強さをバランス良く得ていかなければ、野球選手にとってベストなコンディションを得ることはできません。

体が硬い選手は、ストレッチングをすると痛みを感じると思います。そして痛いから続けられないというスパイラルに入り込んでしまう選手が多いように思えます。しかしストレッチングは本来、痛みを感じるほど伸ばしてはいけないものなのです。痛みを感じるほど伸ばしてしまうと、痛みを感じた時点で人間の体は硬直してしまいます。そして硬直した状態でさらに伸ばそうとすると、筋肉を損傷してしまい、痛みが何週間も残る場合があります。

ですのでストレッチングは痛みを感じないギリギリのところまで伸ばすようにし、その伸び幅を少しずつ広げるように毎日地道に続けていってください。

そして効果的なストレッチングをするコツは、伸ばした状態から伸ばさない、ということです。筋肉を最大限縮めたところから、痛みを感じないギリギリのところまでゆっくり伸ばすようにしてください。ストレッチングとは正式には、ストレッチング&ショートニングと言います。伸ばす&縮める、という意味です。

ストレッチングは、筋肉を最大限縮めたところから伸ばしていくと、より高い効果を得られるようになります。例えばハムストリングスを伸ばしたい場合は、太腿と胸がくっつくような形でしゃがんで、ハムストリングスをしっかり縮めた状態から、太腿と胸を離さないように膝を伸ばしていきます。

他の部位ももちろん同様です。しっかりと縮めたところからゆっくり伸ばしていくということがポイントです。膝を伸ばした立位から手を足の爪先につけていく立位前屈ストレッチングでは、ハムストリングスがある程度伸びた状態から伸ばし始めることになるため、最大限のストレッチング効果を得ることはできません。

体が十分に柔らかい選手であれば、伸ばした状態から伸ばしていっても、しっかりと伸ばすことはできます。しかし体が硬い選手の場合は必ず最大限縮めたところから伸ばし始めるようにしてみてください。そうすれば少しずつストレッチングの効果を実感できるようになるはずです。
コラム筆者:カズコーチ(野球動作指導のプロ/2010年〜)
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