ジュニア期の選手にはどのような指導をすればいいのか?

少年野球のパパママへ


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たまにいただくご質問で、小学生未満のお子さんにもコーチングを受けさせた方が良いのか?というものがございます。TeamKazオンライン野球塾では基本的には、少なくとも小学3~4年生くらいになるまでは無理をしてコーチングを受けさせなくても大丈夫です、とお答えさせていただいております。その理由はやはり10歳前後になるまでは、技術的なことをコーチングしていくのが難しいためです。

ただし、動作が明らかにおかしい場合はコーチングを受けていただいても良いかと思います。例えば走り方がおかしい場合、女の子投げをしてしまうという場合は、コーチングのご相談をいただければと思います。

小学校低学年くらいまでは、基本的には何も教える必要はないと思います。実は何も教わっていない子のほとんどは、人体の構造に即した良い投げ方をしているのです。しかし大人が適切ではない教え方をしてしまうことにより、徐々に人体の構造に適していない投げ方に変わって行ってしまうのです。例えば「腕を大きく使いなさい」「もっと腕を振りなさい」という言葉も、適切ではない体の使い方をしやすい指導となります。

もし小さいお子さんがいて、数年後には野球チームに入れてあげたいとお考えの場合、まずは脚を高く上げることだけをアドバイスしてあげてください。右投げなら左脚、左投げながら右脚です。近年は間違った制球力アップ法を実践するあまり、脚を高く上げない、もしくは上げられない10代の投手が増えています。しかし脚を高く上げられなければ位置エネルギーが小さくなり、体全体を使って投げることも難しくなります。すると将来的に球威がアップしにくい投げ方になってしまうのです。

球威がアップしないと実感し始めると、今度は無意識のうちに上半身の力に頼って投げるようになってしまいます。するとスローイングアームへの負荷が大きくなってしまい、野球肩や野球肘の原因になってしまいます。

10歳未満のまだまだ体が小さいお子さんに、お父さんやチームのコーチが指導する際は、まずは以下の点だけに注意して見守ってあげてください。

・脚を高く振り上げて投げる
・ステップした足の爪先を投げたい方向に真っ直ぐ向ける
・全力投球はさせない

まずはこれだけで十分だと思います。三つ子の魂百まで、ではありませんが、幼少期に教わったことは大人になってもなかなか修正できないものです。ですので10歳以上になり、理屈を理解したいという欲求が強まってくるまでは、特に上半身の使い方に関しては何も教えるべきではないとTeamKazオンライン野球塾では考えています。ただし繰り返しますが、動作が明らかにおかしい場合は直してあげる必要があります。

小さいお子さんにはまずは、本能だけでボールを投げさせてあげてください。10歳未満のお子さんに対しては、それが一番大切なことだと思います。そして少しずつプレーの強度が高まり、小学生リーグでプレーできるようになった時、少しずつ上半身の使い方も教えてあげればいいのではないでしょうか。

少なくとも小学生までは、野球の楽しさを覚えさせるためだけの指導で良いと思います。その上で間違った動き方をしていた時のみ正してあげ、できたら褒めてあげるというやり方が、ジュニア期に野球(スポーツ)に対するモチベーションを高め、中学以降も野球を続けられるための基礎作りになると、TeamKazオンライン野球塾では考えています。でも少年野球界を見渡すと、勝ちにこだわる指導者が非常に多いようです。小学生を指導する方にはぜひとも、勝利よりも子どもたちの将来を考えた指導、チーム運営を期待したいものです。

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コラム筆者:カズコーチ(野球動作指導のプロ/2010年〜)
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