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2015年07月24日

右打者が三塁線に巧くバントをするための技術



今回はバント技術に関して書き進めてみたいと思います。プロアマ問わず、主軸を打っている選手以外はほとんどバントをしないということはないと思います。中には4番打者であってもバントのサインを出すチームもあるでしょう。

バントは決めて当たり前と思われる節もありますが、実は難しいものなのです。硬式野球でも難しいのですから、ボールがよく弾む軟式野球であればさらに難しいと思います。もちろんサイン間違いなどは論外であるわけですが、しかし緊迫する場面で送りバントを失敗しても、決して怒鳴ったりしないでください。その選手にとってはその怒鳴り声がトラウマになってしまうこともあるのです。

さて、本題のバント技術に関してですが、バントの基本はトップハンドでしっかりとバットを支え、ボトムハンドでバットをコントロールしていくことです。右打者の場合は右手でバットを前後に動かし、打球の勢いを殺します。そして左手でバットに角度を付け、一塁線、三塁線へと転がし分けていきます。

この時、両手を使って勢いを殺すことだけに意識を持って行ってしまうと、塁線に転がすことがなかなかできず、最悪の捕手前のバントになってしまうケースが多いんです。勢いを殺すことは大切なのですが、両手でそれをやってしまうと、殺しすぎてしまうこともあるので要注意です。

右打者が一塁線に転がすことはそれほど難しいことではありません。しかし二塁走者を三塁に送る際、三塁線に上手く転がすのは意外と難しいものです。一塁線に転がす時は、後ろ足を少し引いて構えますよね。実は三塁側に転がす際も同じなのです。

三塁側に上手く転がせない選手は後ろ足を引くのではなく、前足を引いて体を開くようにして三塁線に転がそうとしてしまうことが多いと思います。しかしこれは逆で、三塁線に転がす時ほど後ろ足を大きく引いて、超クロースドスタンスで構えます。そしてバットと目線の高さをできる限り近づけます。

するとボトムハンドである左手では、バットの角度コントロールしかできなくなり、両手で勢いを殺し、正面に転がしてしまうミスが減ります。つまり後ろ足を超クローズドスタンスにすることで、右手はバットの前後、左手はバットの角度のコントロールしかできなくなり、それぞれ役割が明確になることで、バント技術が安定していくのです。

一塁線に転がすよりもずっと難しい三塁線へのバントに自信がない選手は、ぜひ超クローズドスタンスを試してみてください。左打者の場合は一塁線へのバントをする際に、やはり超クローズドスタンスでバントをしてみてください。きっとライン際へのバントを、オープンスタンスよりもしやすくなるはずです。


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