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矛盾した指導を行うことが多い日本のアマチュア球界

日本のアマチュア球界の指導は矛盾が多いと常々感じています。例えば人間の体の構造上、肘が上がりにくい形のトップポジションを指導しながら「肘が下がっているから上げろ」と言ったり、怒鳴りつけて選手を萎縮させながら「集中しろ」と言ったり。これらは完全に矛盾した指導だと言えます。

集中力というのは、リラックした状態だからこそ持続させられるものなのです。例えば集中力を促すためのCDがいくつもリリースされていますが、それらを聴いてもリラックス効果が期待できる音楽ジャンルばかりです。集中力を促すためのCDで、ギンギンのヘビメタが収録されていることはありえません。

これは生物学的にも証明されていることであり、人間はリラックス状態でなければ集中力を持続させることができないんです。つまり「集中しろ!」と怒鳴られて萎縮した状態では、いくら集中しようと努力をしたとしても、集中力を持続させることなんて絶対にできないんです。集中できたとしてその集中力は短時間で途切れてしまいます。

試合中に集中を促すためには、タイムマーキングやルーティンワークが効果があります。しかしそこで作り出した集中力も、心身ともにリラックス状態になければ持続させることはできません。そしてリラックスできていなければ体の動きも固くなってしまい、実力通りのパフォーマンスを発揮することもできなくなります。

野球チームは軍隊ではありません。頭ごなしに怒鳴りつけるという行為は、とても指導と呼べるものではないのです。指導とは英語で言うとコーチングになるわけですが、コーチの語源は馬車の先導役です。馬が目的地までちゃんと走ってくれるように手綱を引き、導いてあげるのがコーチの役目です。

もし先導役が馬を怒鳴りつけて馬が緊張状態に陥ったり、興奮してしまったらどうでしょうか?目的地に到着することはできなくなります。野球も同じです。指導者が選手を怒鳴りつけてばかりいては、選手が目標に到達できないばかりか、そもそも野球をやめてしまう選手も増えてしまうでしょう。

コーチは「集中しろ!」と怒鳴る前に、選手に対し集中する方法を教えてあげる必要があります。それができれば「集中しろ!」と怒鳴る必要などまったくなくなりますし、選手たちも自然と集中力を高めていけるようになります。

本当に強いチームは見ていて余裕がありますよね?その余裕はリラックス状態から生まれてくるものであり、リラックスできているから余裕があるように見え、集中力も高くなります。そして高い集中力を持続しているからこそベストパフォーマンスを発揮することができ、対戦相手に勝利できるようになるのです。

野球塾Coach Kazのマンツーマン野球塾では、指導者の指導も行っております。少年野球チームでボランティアコーチを務めている方が、適切な指導法を学びに当野球塾に通われるケースも多数あります。当野球塾は選手のためだけの野球塾ではなく、指導者のための野球塾でもあるのです。ですので指導法に関するご相談も、ぜひお気軽にお寄せくださいませ。

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『シュートは投げ方を間違わなければ肘を痛めることもない』

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