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2013年09月27日

肘を痛めず打者に見極められないシュートの投げ方


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変化球はどの球種を投げる際でも、ストレートと同じ腕の振りで投げる必要があります。球種によって腕の振り方を変えてしまうと、打者に球種を見極められやすくなり、良いコースに投げたとしても打たれるようになってしまいます。そうならないためにも、変化球はストレートを投げる過程で投げられるようにしましょう。

さて、今回はシュート系のボールについてです。一昔前まではシュートボールを投げると肘を痛めるとされ、投げることを敬遠した投手も少なくありませんでした。しかし適切な投げ方をすれば、シュートボールを投げることによって肘を痛めることはありません。適切な投げ方とはつまり、ストレートを投げる過程の中でシュートボールを投げる、ということです。

ちなみにシュートボールとシュート回転のボールとは、似て非なるものです。シュート回転して真ん中に入ってしまうストレートは、ステップ脚の膝が開いてしまうことによってシュート回転してしまっているのです。一方シュートボールはステップ脚の膝は開かず、ストレートをリリースするよりもほんの少しだけ遅くリリースするという投げ方になります。

適切な腕の振り方とは、トップポジションで最大外旋状態になった腕(肩)を、そこからフォロースルーにかけて内旋しながら振っていく動作のことです。そして内旋させながら振っていく指先がキャッチャーミットと正対した瞬間が、ストレートをリリースするタイミングです。この腕の振り方を実現させられればストレートのリリースポイントは一ヵ所だけになり、制球力はそれだけも安定するようになります。

指先が正対した直後、右投手であれば内旋過程にある指先がほんの少しだけ三塁方向を向き始めた瞬間が、シュートボールをリリースするタイミングです。つまりシュートボールを投げるために腕や肘を捻る必要はまったくないのです。シュートボールを投げやすい形でボールを握り、ストレートよりもほんの少しだけ遅いタイミングでリリースすれば、それだけでシュートボールを投げられるようになり、肩肘にかかる負荷もストレートと同等になります。

ちなみにシュートボールは現代ではツーシームで投げるケースが多いと思います。この握り方をした際、親指を少しだけ人差し指側にずらすとシュートボール、そして45°くらいの角度まで大胆にずらすとシンカーになります。シンカーは中指と薬指でボールを挟み投げる方法もありますが、シュートボールの延長線上で投げることもできるのです。

シュートボールにしてもシンカーにしても、いくつかの投げ方を試し、ストレートと同じ腕の振りで投げられる投げ方を見つけてみてください。そうすれば打者に見極められない変化球を投げられるだけではなく、変化球によって肘を痛めるリスクも減らすことができます。



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