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2013年02月12日

球速アップを目指すなら筋トレよりも投球動作を見直そう



今以上に球速をアップさせたい。投手であれば誰もが常に考えていることだと思います。ですが球速や球威をアップさせようとしてトレーニングメニューの強度を上げるという考え方は、投手としては正解ではありません。外国人投手のように、元来強靭な上半身を持っている人種であればそれでもいいのかもしれませんが、しかし日本人投手がそれをしてしまうと、簡単に肩・肘を痛める結果となってしまいます。ちなみにメジャーリーガーであっても、やはり投げ方の良くない投手は好成績を継続させることができず、すぐに肩・肘を痛めてしまっています。

では球速をアップさせるためにはどうすればいいのでしょうか?その答えは明確です。でもその答えの場合、まず投球動作を分解してみましょう。ワインドアップ→レッグレイズ→テイクバック→コッキング→アクセラレーション→リリース→フォロースルー。簡単に分解するとこのような動作の流れとなります。そしてこの中で注目したいのは、アクセラレーションです。

アクセラレーションとは、自動車のアクセスと同じく加速という意味です。トップの位置からリリースまでの間、腕を振っていく動作のことをアクセラレーションと呼ぶわけですが、球速アップの鍵はまさにここにあるのです。

球速をアップさせるためには、このアクセラレーションまでにどれだけのエネルギーを貯め込めるかという問題になってきます。例えばチョロQというオモチャ。チョロQを後ろに引けば引くほど、チョロQの加速度は増しますよね。実はピッチングもこれと同じ原理なのです。アクセラレーションまでの助走を最大限に高めることができれば、球速をアップさせることができるのです。

球速とは筋力で生み出すものではありません。1999年プロ1年目の松坂大輔投手と、メジャー移籍したあとの松坂投手を見比べてみてください。99年の松坂投手がどれだけ細かったかがよく分かると思います。でも99年の松坂投手は155kmものスピードボールを投げていました。筋力がそれほど強くなくても155kmを投げられていたのは、アクセラレーションまでの助走を最大限に高め、アクセラレーションで起こる加速度をさらに高めることができていたためです。

もしあなたが今、球速をアップさせたいと思うならば、トレーニングメニューよりもまずは投球動作を見直してみてください。コーチングのオファーをいただければLittlerockheartの投手コーチが指導させていただくこともできます。球速をアップさせたいという投手は、ぜひ一度ご相談ください。




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