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2012年06月28日

12歳までに確立される運動神経の伸ばし方


近ごろ「子どもが運動音痴になりそうで心配」という親御さんからのご相談をよく受けるため、今回は投手育成という観点からは少し離れて、小学生以下のお子さんの運動神経を発達させるという点にフォーカスを当てて書き進めて行きたいと思います。ここではあえて運動音痴という言葉を使いましたが、実は音楽での音痴も、運動音痴もそのメカニズムは非常によく似ているのです。

まず音楽における音痴というものを簡単に説明すると、これは音程を付けた発声(歌)での表現力が乏しいと言い表すことができます。そしてこの音痴というものは、適切なトレーニングを積めば改善させられるのだそうです。音痴というのはつまりは、音楽を聞き、覚え、それを自分で歌ってみるという流れの中で、音程を声で上手く表現できないということです。このような状態である子は、音楽を耳でしっかりと聞くという練習をさせると、音痴は少しずつ改善されて行くそうです。

実は運動音痴という状態も、ほとんど同じなのです。運動音痴の場合、「こういう動きをしたい」という明確な意思があります。これは音楽と同じですよね。「この歌を歌いたい」という意思と同じです。しかし「こういう動きをしたい」という明確な意思があっても、その表現方法がよく分からないために、自分が思い描く動作を、自分で取ることができない。だから運動を楽しむことができず、ますます運動から距離を置いてしまう。これが運動音痴の簡単な説明となります。

運動音痴を改善させるためにはまず、音楽同様、とにかく真似をさせることです。野球選手でも、陸上選手でも、サッカー選手でも何でも構いません。その選手の動きをたくさん見せて、その動作を色濃く脳裏にインプットさせてあげます。そのインプットした動作の真似をさせるということが、運動音痴改善への最初の一歩となります。

真似をさせても、最初は全然真似られていない状態だと思います。しかしそこで注意したり、怒ったりしてしまうと、子どもはすぐに投げ出してしまいます。ですのでどんなに小さな点であってもしっかりと気付いてあげて、そこを褒めてあげることにより、子どもがスポーツ選手の動作を真似ることを楽しいと思える環境を整えてあげてください。大人だって退屈なことを継続することはできませんよね。子どもも同じで、大人以上に退屈なことに我慢することはできないのです。

選手の動きを見て、覚えて、真似をしてみるという運動は、脳と中枢神経を刺激してくれます。つまり頭だけの行動でもないし、体だけの行動でもなく、頭と体が連動した行動になります。これを毎日少しずつ繰り返してあげるだけでも、運動神経は着実に発達していくと思います。

時々「運動神経がない」という表現を耳にしますが、厳密に言えば運動神経がない人はいません。運動動作の良し悪しを司るのは運動神経の有無ではなく、運動神経の長短です。この長短は12歳までには確立されてしまうため、運動神経をより発達させてあげるためには、幼少時から12歳程度まででの取組みが必要となります。しかし運動神経はそう簡単に、一気に発達するようなものではありません。ですので焦らずに、根気強くお子さんの成長を見守り、支えてあげてください。


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