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TeamKazオンライン野球塾

世の中には胡散臭いイップス治療もあるので御用心!

僕がレッスンをするオンライン野球塾では、イップスの改善も行っています。2010年以降たくさんの選手のイップスを改善させてきましたが、レッスンによってイップスがまったく改善しなかった方はこれまで1人もいらっしゃいませんでした。

ではなぜ僕のレッスンではイップスを着実に改善させていくことができるのか?その理由は決して難しいものではありません。イップスをメンタルの問題ではなく、技術的問題だと捉えているためです。

イップスを誘発させる動作はいくつかあるわけですが、今回はその中でも腕の振り方について少しお話をしてみたいと思います。イップスになりやすい腕の振りというものが存在します。それはボールを投げたい方向と、腕を回していく方向が一致していない振り方です。

腕は正円ではなく楕円で振ろう

真横から見ると、腕を正円に近い形で回してボールを投げている選手が非常に多いと思います。正円で腕を振ってしまうと、的に対して真っ直ぐ投げられるリリースポイントというのは一点しかなくなってしまいます。その一点をわずかに前後してしまうだけでも制球は乱れてしまい、それを修正するために今度は手首を使うようになり、さらにフォームを崩すことによってイップスを誘発してしまう結果に繋がってしまいます。

スローイングアームは正円ではなく、横長の楕円を描くように振ってください。そうすれば多少リリースポイントが前後したとしても、ボールはちゃんと的に向かって飛んでいくようになります。ただし、もちろんリリースポイントは前後しないに越したことはありません。

槍投げができる投げ方でボールを投げよう

イップスになってしまう投げ方では、絶対に槍投げをすることはできません。野球の投げ方では、槍投げができる投げ方が理想の投げ方です。しかし少年野球や市販されている教則本では、槍投げをすることがまったくできないような投げ方が指導されてしまっています。例えばトップポジションで手のひらを外側に向ける形などは、まったくダメなパターンです。この形では肘がスムーズに上がらなくなり、野球肩野球肘のリスクを高め、ボールの回転数も回転角度も向上させることはできず、まったく良いことはありません。

いまちょうど世界陸上が行われていますので、ぜひ槍投げ選手の腕の使い方を観察してみてください。テイクバックでもアクセラレーションでもリリースでも、槍はいつも投げたい方向を向いていると思います。そしてリリース後の肩関節は引き続き内旋していきます。もし古いバットとかモップの柄などがあれば、槍投げの真似をして投げてみてください。ちゃんと槍投げの投げ方ができていれば遠くまで投げられますし、そのフォームでボールを投げられれば、パフォーマンスもアップしていくはずです。

適切な投げ方ができてればイップスにはならない

スポーツショップに行くと、アメフトのボールみたいな形をした野球ボールや、ヴォーテクスという練習器具が市販されています。このような道具を使っても、槍投げと同じフォームを身につけることができますので、試してみると良いかもしれません。ちなみにヴォーテクスは大谷翔平選手も愛用している練習器具です。

いまだに、野球をしている限り肩肘を痛めるのは当たり前だと考えている方がいますが、それは大間違いです。適切な投げ方ができてれば肩肘を痛めることはありませんし、制球難に悩んでイップスになってしまうこともありません。適切な投げ方ではないから、投げたいところに投げられずにイップスを誘発してしまったり、怪我をしてしまったりするんです。槍投げのフォームを真似することはイップスの改善に効果がある練習方法の1つですので、ぜひ試してみてください。

これまで投手育成コラムでも何回か書いてきたことですが、投球・送球動作にまったく問題がないのにイップスになるということは絶対にないんです。イップスになってしまったという自覚が出て、イップス専門のメンタルクリニックに通うという選択肢もありますが、同時に原因となった動作を改善させないと、制球難という意味では改善することはありません。


イップスになってしまう原因は人それぞれです。例えば良くない動作で投げ続けていて制球難が直らず、試合の大事な局面で大きな送球エラーをしてしまうことによって、さらに動作が悪化してしまうケースもあります。確かにイップスというのはメンタル面の問題もあるわけですが、同時に、必ず動作内にも原因があるんです。

当野球塾のイップス改善コースでは、これまで50人以上の選手がイップスを改善させてきました。10回コースで、もし改善が見られなかった場合は成果保証もあるわけですが、ポイントは、わたしがイップスの改善をサポートしてきた選手たち全員に、動作内に送球を乱している原因が存在していたという点です。これまでコーチングをしてきて、良い投げ方をしているのにイップスになっているという選手とは、まだ出会ったことはありません。

その原因の中でも特に多いのが、ランディングした足部の動作、スローイングアームの手首の動作、肩関節と股関節の動作に関する問題です。ほとんどのイップスの選手には、このうちのどれかが原因として見られました。

イップスとはもちろんメンタル面でもトラブルでもありますので、クリニックに通うなどしてメンタル面のサポートを受けることもプラスになると思います。しかし必ず同時に、動作改善を進めていく必要もあります。メンタルサポートのみでイップスが改善するケースというのは、わたしがこれまでイップスの選手たちにヒアリングした限りでは、非常に少ないようです。

イップスを実感してしまうと、楽しいはずの野球が辛いものに変わってしまいます。キャッチボールさえもまともにできなくなってしまう方も多く、実際イップス改善コースに通っていただいた選手たちはコーチング前は、相手のグラブどころか、相手の手が届くところに投げることができない選手も大勢いらっしゃいました。しかしわたしのコーチングのもと動作改善を進めたことにより、皆さん普通にキャッチボールができるまでに改善していきました。

これは野球肩・野球肘と同じなんです。肩肘も病院で治してもらっても、同じ投げ方を続けていけばまた痛みが出てしまいます。イップスも同じで、クリニックでメンタルサポートを受けたとしても、同じ投げ方を続けていればまたイップスに逆戻りしてしまうんです。ですのでぜひ、イップスを実感されている方は動作改善にも着目していただければと思います。

当野球塾は2010年1月にスタートして以来、これまでに軽く1000人を超す人数のコーチングを行ってきました。しかしその中で非常に気になるのが、柔軟性の低い選手が非常に多いということです。柔軟性の高さというのはスポーツで上達するためには絶対不可欠な要素です。にも関わらず他のスポーツをしている選手たちと比較をすると、野球チームにおける柔軟性の低い選手の割合が非常に多いというのが現実です。


柔軟性が低ければ筋疲労の回復も遅れますし、タイトな動きしかできないため怪我もしやすくなります。また、関節可動域が狭まるために加速動作も短くなり、ピッチャーであれば球速を上げることも難しくなります。さらに体が硬い選手は、制球難やイップスになる可能性が、柔軟性の高い選手と比べるとグンと高くなります。

イップスの最も大きな原因はクロスインステップです。イップスに悩んでいる選手で、インステップの気がまったくないという選手は、当野球塾においてはほとんどいませんでした。そして柔軟性が低く、股関節の可動域が狭い選手というのはクロスインになることが非常に多いんです。ステップをしていき、足部を着地させるまでの間につま先を真っ直ぐ向けられるだけの可動性が股関節にないためです。

股関節周辺の柔軟性が非常に高く、なおかつ股関節を深く使ってボールを投げられている選手で制球力が明らかに低いという選手は、年代問わずほとんど見たことはありません。

ですので怪我を防ぐ、回復力を低下させない、球速をアップさせる、制球を安定させるという面において、柔軟性というのは非常に重要な要素なのです。近年は高校であってもトレーニング設備が充実し、ガンガン筋トレをやってしまう選手が多く、その筋力によってパフォーマンスを上げようとしてしまうことも多いと思います。しかしそのやり方はもちろん間違いです。

筋力というのは柔軟性あってこそのものです。ですので筋力を増やす際は、今以上に柔軟性を向上させるられるように工夫しながら行う必要があります。それを行わずに筋トレばかりをやってしまうと、柔軟性の低い体の状態を維持するための筋力を作る結果になってしまい、スポーツではあまり役に立たない筋肉になってしまいます。

ですので特にまだ体が出来上がっていない小中学生チームの場合は、仮に4時間練習するならば、そのうちの最後の1時間は丸々ストレッチングに使うべきだと思います。そうしなければ根本的に上達できる選手の割合を増やすことはできません。また、柔軟性が低く股関節を使えない投げ方というのは、肩肘を使ってでしか投げられなくなりますので、野球肩・野球肘のリスクも大幅に上げてしまう結果になるのです。

さて、今現在このコラムをお読みいただいている少年野球の指導者の方の中で、なぜ野球肩・野球肘になってしまうのか、それを明確に理解されている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか?それを理解せずにフォームをあれこれ教えてしまうと、怪我をしやすい投げ方を教えてしまう結果になります。ですので選手はまずは柔軟性、コーチはまずは正確な知識が必要となるわけですね。

当野球塾にはイップスに悩んでいる選手もたくさん通っています。イップスというのはスポーツでは主にゴルフのパターで使われていた用語でした。近い距離ほど、簡単なプレーほど体が上手く動かなくなり、思った通りのプレーができなくなってしまう状態です。メンタルの問題と言われることも多いのですが、しかし根本的にはメンタルの問題ではありません。


野球では、ある日突然キャッチボールをしていても相手がいるところにまったく投げられなくなってしまう状態のことがイップスと呼ばれています。メンタルが萎縮してしまい、腕を振ることができなくなってしまったと考えられていることも多いようです。確かに事実そう表現することもできます。しかし繰り返しますが、イップスというのは根本的にはメンタルの問題ではないのです。投手育成コラムでは初回から言い続けていることです。

これまでに数十人のイップスに悩んでいる選手をコーチングし、改善へと導いてきましたが、送球・投球動作に何の問題もなくイップスになっている選手は一人もいませんでした。イップスに悩んでいてコーチングを受けに来てくださる選手はたくさんいるのですが、送球難の原因になっている動作を時間をかけて丁寧に修正へと導いてあげると、必ずイップスという状態から脱却することができます。

野球経験の長い選手が突然イップスになってしまい、キャッチボールもまともにできなくなっている状態であっても、10回コースを修了する頃には皆さん、またちゃんとキャッチボールができるようになっています。

問題は、自ら「イップスだ」と思い込んでしまうことです。私たちのようなプロのコーチから見れば、動作に問題があってパフォーマンスが低下しているだけという状態であっても、選手自らがイップスだと思い込んでしまうことにより、メンタルに悪影響を及ぼしていることがほとんどです。これに関してはイップス研究所の河野先生も同じことをインタビュー等で仰っています。

イップスを改善へと導いてくれるメンタルクリニックもあります。しかしそこでメンタルのコンディションが改善したとしても、イップスになってしまった原因動作を改善できなければまた送球難に苦しむことになります。ですのでまずはメンタルよりも先に、人それぞれの原因動作を改善する必要があるわけです。

イップスをメンタルの問題にしてしまうと、改善までに非常に時間がかかってしまいます。最悪の場合、イップスが改善されずに野球を断念してしまうというケースもたまに耳にします。それと、イップスとノーコン病を一緒に考えてしまっている方も非常に多いようです。

ノーコン=イップスではありません。ノーコン状態を悩んで悩んで思いつめてしまった状態がイップスです。つまり仮にイップスだったとしても、イップスの原因となっている動作を改善することでパフォーマンスが安定すれば、メンタルの問題に至ることもないということです。もしくはメンタルの問題から脱却し、戻ってくることができるということです。

「自分はもしかしたらイップスかもしれない・・・」と思ったら、それ以上は考えないでください。当野球塾のようにイップスの原因動作を改善できる野球塾を探し、その動作をプロコーチの力を借りて時間をかけ、丁寧に改善していってください。そうすればもう自分がイップスだとは思わなくなるはずです。

イップスは不治の病ではなく、ちゃんと治せる!

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野球が好きで仕方がないのに、イップスに苦しんでいる。そのような選手は少なくないと思います。イップスとは、簡単に説明をすれば精神的不安などにより、送球や投球が上手くできなくなる現象のことを言います。送球恐怖症と呼ばれることもあります。

イップスは精神的な問題が大きな要因であることはよく知られていますが、しかしイップスになるには、必ず技術的な問題が存在します。その技術的な問題を改善することなくプレーを続けてしまうことで、それが精神的な問題につながり、イップスと呼ばれる症状に陥ってしまうのです。

近年増えてきたイップスを治療してくれるクリニック

近年、イップスの治療に特化した診療所も増えてきました。選手の選択肢が増えたという意味では、これは素晴しいことだと思います。苦しんでいる選手をサポートしてくれる存在が増えるほど、野球選手たちの将来が守られるわけですので、これは野球界にとっては喜ばしいことです。

でも僕にはある1つの考えがあります。精神的な問題を改善させるのは、技術的な問題を改善させるよりもはるかに困難です。ですが逆に精神的な問題に比べれば、技術的な問題を改善させることは非常に容易です。初期の段階であれば、コーチングしたその日のうちに送球や投球を安定させることも、場合によっては可能です。

僕らのような野球の先生の役割は、技術的な問題を早期に発見し、それを改善させるサポートをしてイップスになるのを阻止、もしくは改善させることです。僕も過去に、たくさんのイップスという問題を抱えた選手に出会ってきました。その選手たちのプレーを見ると、一連の動作の中に必ず技術的な問題を発見することができます。

その問題を具体的に選手に提示し、どうすればその技術的な問題を改善させることができるのか。それを明確かつ簡潔に伝えてあげることで、技術的な問題は確実に、少しずつ改善されて行きます。

イップスはメンタルを治そうとする前に、技術面を直すことが大切

イップスは治そうとする前に、まず直すことに挑戦してみてください。技術的な問題を早期に改善させてあげることで、イップスを未然に防ぎ、イップスになってしまったとしても改善することができます。「自分はイップスだ」と強く認識してしまうとそれはすでに精神的な問題であり、治すのには長い時間がかかってしまいます。しかし「自分には技術的な問題がある」と考えられれば、送球や投球の不安定さは練習の中で改善させていくことが十分に可能だと、僕は考えています。

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また、イップスを改善するためのレッスン動画もご用意いたしておりますので、ぜひ視聴されてみてください。
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