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2017年10月13日

ペッパーはバットの性格を把握するために効果的な練習


  • ペッパーはスウィートスポットが狭いバットで行うと効果的!
  • 木製バットは柾目の2ヵ所にしかスウィートスポットはない?!
  • 金属バットのスウィートスポットは周回していて広い!

「ペッパーはピッチャーゴロを打つ練習だから必要ない」と考えている有名コーチがいらっしゃることは知っていますが、わたしは有効な練習法だと考えています。まずピッチャーゴロというのはバットをしっかり振った上での結果ですが、ペッパーの場合はバットは振り抜きません。振り抜いて強い打球を打ってしまったら、ボールが当たってトサーが大怪我してしまいますからね。


まずペッパー(トスバッティング)をやる際に必要な意識は、バットのスウィートスポットを理解するということです。トサーが投げてくれる遅いボールをゆっくりとしたスウィングで打つことにより、そのバットのスウィートスポットがどこにあるかを探ります。木製バットの場合は非常に小さなスウィートスポットが2ヵ所(バットの柾目)しかありません。一方金属バットはスウィートスポットが周回しますので、どの面を使って打っても大丈夫です。

ペッパーを行うことによって、ボールを正確にスウィートスポットに当てる訓練をするというわけですね。ペッパーのようなゆったりとした動きでできないことは、打席でできるようになることもありません。ペッパーでできるようになり、ティーバッティングでできるようになり、マシン相手にできるようになり、フリーバッティングでできるようになり、ようやくピッチャー相手の打席でもできるようになっていきます。

言い方を変えれば基本練習(ペッパー)でできないことは、応用(実戦)でもできないということです。

そう考えるとペッパーは木製バットやラミバットなど、スウィートスポットが小さいバットで行うとより効果的ということになりますね。金属バットのようにスウィートスポットが広いバットでペッパーをやっても、ペッパーの練習効果を高めることはできません。ましてやビヨンドでペッパーをやってもほとんど意味はないのではないでしょうか。

バットにはそれぞれ性格があります。バットのモデルが変わればスウィートスポットも変わってきます。バットを最大限活用するためにも、ペッパーなどによりまずバットの性格、つまりスウィートスポットの位置を正確に把握しておくことが重要です。スウィートスポットがわかっていない状態で闇雲に打ち続けても、ミート力のアップはあまり期待できないと思います。

軟式野球であっても通常の金属バットで行うペッパーには練習効果がありますので、軟式硬式問わず、練習前・試合前にペッパーを取り入れるのはバットのウォームアップをするという意味でも効果的です。

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コラム著:Coach Kaz
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