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2013年02月14日

ダルビッシュ有・藤川球児投手が投げる直球の秘密



ダルビッシュ有投手や藤川球児投手のストレートは、なぜあんなに凄いのだと思いますか?指先から放たれてキャッチャーミットに収まるまで、勢いが衰えることがほとんどありません。現代の日本人投手の中で、ストレートの初速と終速の差が最も小さい投手がダルビッシュ投手と藤川投手であると言うことができます。

二人とも非常にバランスの良い体作りをしているわけですが、実は藤川投手の場合はそれだけではなく、肩関節と肩甲骨が他の投手よりも非常に柔らかいのです。そのため投球時の腕の内旋・外旋動作も、藤川投手の場合はやや特殊なのです。真似をしようとしても決して真似ることができない投げ方、それが藤川投手なのです。

一方のダルビッシュ投手は、努力により今の能力を手に入れた投手です。高校時代は股関節が非常に硬く、監督に指示されて毎日長時間股関節のストレッチングをしていました。股関節といえば、下半身と上半身の繋ぎ目です。ここが弱かったり硬かったりすると、最大のパフォーマンスを発揮することはできなくなります。今とまったく同じ体格だったとしても、もし股関節が硬いままであれば、間違いなく今のダルビッシュ投手はなかったわけなのです。

さて、そんな二人にはある共通点があります。それはストレートの握り方です。通常ストレートは、人差し指と中指の間を指1本分程度開けます。ですが二人は人差し指と中指をくっつけているのです。これが何を意味するかというと、ボールと指との接点が減るということです。

接点が減ればボールを支えるポイントが減り、制球は難しくなります。しかし接点が2つから1つに減ることにより、ボールに通常よりも多くのバックスピンを与えられるようになるのです。制球力に自信のある投手はぜひ試してみてください。ストレートを投げる時に人差し指と中指をくっつけると、いつもより伸びのある初速と終速差が小さいストレートを投げられるようになるはずです。

ただしそのためには、良い投球動作で投げるということが条件となります。スローイングアームが遠回りしない良い投球動作で投げることによって、ダルビッシュ投手や藤川投手のようなストレートが投げられるようになるのです。




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コラム著:Coach Kaz
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