今回オススメしたいのはこの商品です。MIZUNOの
トレーニングボールです。トレーニングボールは各メーカーがそれぞれ販売しているのですが、僕が持っているのはMIZUNOの320gのトレーニングボールです。重さは各社違いますので、320g以上のものもあれば、320g以下のものもあります。ですので好みの重さのトレーニングボールを探してみてください。
これはたぶん10年くらい前に買った二代目です。初代は20年くらい前に買ったのですが、どこかのグラウンドで失くしてしまい買い換えました。頻繁に使ったり、ノックやバッティングに使うわけではありませんので、失くさなければ半永久的に使えると思います。
これ、スナップを養うアイテムとして販売されているのですが、でも注意してください!ボールを投げる際、手首は絶対に使っちゃダメです!320gという重いこのボールを手首を使って投げてしまうと、手首や親指の付け根を痛めてしまいます。ですので絶対に手首では投げないでください!
じゃあどうやって使うのか?指の付け根の関節の強化のために使います。このボールをリリースする際、人差し指と中指の付け根の関節を90°くらい曲げて、リリース時にボールに上から指でフタを閉めるような形にします。繰り返しますが、手首は使わないでくださいね!曲げるのは手首ではなく、指の付け根の関節です!
リリース時に手首を曲げてしまうとボールの回転数が減るだけではなく、怪我もしやすくなります。しかし手首ではなく、指の付け根を曲げてリリースすることができると、逆に回転数をアップさせることができます。この
トレーニングボールを使うことにより、指の付け根の関節を強化することができるんです。
このボールは320gととても重いので、絶対に強く投げることはしないでください。3〜5m程度の距離でゆっくりな動きで、指の付け根を意識しながらキャッチボールを行なってください。指の付け根の意識を高めた後で普通のボールで普通にキャッチボールをすると、それだけでも強いボールを簡単に投げられるようになっているはずです。
大事なので繰り返しておきますが、筋トレ的にこのボールを使うことは絶対に避けてください。あくまでもゆっくりな動きで、指の付け根の動きを意識しながら、その部分を強化していきます。だいたい1回につき10〜20球程度投げれば十分だと思います。それと、小中学生にはまだこのボールは早いと思います。体が出来上がってからこの
トレーニングボールを使うようにしてください。
男性選手は特に、O脚で悩んでいる選手は少なくないと思います。わたし自身右脚だけがO脚気味なんです。O脚になると運動動作の中で体が開きやすくなり、パフォーマンスが低下してしまいます。ですのでなんらかの工夫や努力をして、体が開かないようにしていく必要があります。
O脚は特殊なエクササイズなどにより根本的に改善させていくことができます。しかしそれには長い時間がかかってしまうため、それまでの間はインソールなどのアイテムを使い、O脚によるパフォーマンスダウンを防いでいきましょう。
そこでオススメしたいのが、わたし自身も愛用しているデサント社製の「
パワーフィンガー
」です。これは足の親指に装着して利用します。5本指靴下の上からでも利用可能なのですが、それだとちょっと滑ってしまうので、指に直接装着した方が良いと思います。
これを使うとどのような効果が得られるかというと、重心のバランスが内側に寄ってくるんです!O脚の場合体が開きやすくなるため、どうしても外側に力が逃げやすくなってしまいます。そうなると下半身による踏ん張りが利かなくなり、上半身に頼ってプレーをせざるを得なくなります。
O脚気味の選手であっても、このパワーフィンガーを足の指に装着するだけで重心のバランスが内側に寄り、下半身でしっかりと踏ん張れる状態を作ることができます。ちなみにこのアイテムは、わたしのオススメで元埼玉西武ライオンズの選手(もう引退された選手)も愛用していました。
O脚の選手じゃなくても、重心のバランスをしっかりと内側に入れたいという選手にもパワーフィンガーはオススメです。発売当初はスポーツ用品店で普通に陳列されていましたが、最近はどのお店に行っても見かけなくなりました。ちなみに
デサントのオフィシャルページでは売り切れ状態になっていますので、もしかしたら生産終了となったのかもしれません。高額商品ではありませんので、ご興味がある方はぜひ一度試してみてください。今ならまだAmazonでは在庫が少し残っているようです。使ってみたら、すぐにその効果を実感できるはずです!