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技術は未熟なまま体ばかり大きくなっていく清宮幸太郎選手


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技術は未熟なのに体重を増やし続ける清宮幸太郎選手

1月はプロ野球選手たちの自主トレもピークに入ってくるわけですが、そんな中北海道日本ハムファイターズの清宮幸太郎選手の自主トレに関するニュースを読みました。なんとその報道によれば、清宮選手はさらに体重を増やそうとしているらしいのです。なぜそのような発想になるのか僕にはわかりません。

清宮選手はプロ3年間で一度もまともな成績を残せたことがなく、「なぜこの成績の選手が1軍の試合に出ているのだろう」とも思えるレベルの成績でした。ではなぜ打てないのか?その答えは簡単で、1軍レベルの投手のボールに対応できるバッティング技術が足りないです。

体というのは、技術あってこそ上手く操縦できるようになります。しかし技術が足りていないのに体ばかり大きくしていては、操縦し切れない無駄な筋肉を増やしてしまうばかりです。大事なのは今持っている筋肉をしっかりと操縦できるようになり、その上で筋肉を少しずつ増やしていくということです。

清原和博選手と清宮幸太郎選手の比較

時代は違いますが、清原和博選手はPL学園を卒業した1年目からライオンズのレギュラーとして活躍し始めました。一方の清宮選手は3年間鳴かず飛ばず。

この時の体型を見てみると清原選手が188cmで92kgくらい、一方の清宮選手は184cmで昨季の公称が102kgでした。清原選手よりも身長が4cmも低いのに、体重は10kgも多い状態です。

本塁打数で見ると、清原選手は高卒3年間で91本塁打を打っているのに対し、清宮選手はわずかに21本。もちろん時代もピッチャーのレベルも違うわけですが、しかし清原選手の西武時代よりもはるかに打高投低である現代野球を踏まえると、清宮選手の物足りなさがさらに浮き彫りになります。

清宮選手に今必要なのは体をさらに大きくすることではなく、1軍レベルの投手のボールに対応できる技術力アップと、データを使いこなせる頭脳です。もちろん自主トレでは技術力アップにも取り組んでいると思うのですが、しかし過去3年間のスウィングを観察し続けても、上半身主導の打ち方はほとんど改善されていませんでした。

清宮選手に必要なキネティックチェーンの概念

清宮選手が今季誰もが納得できる数字を残すためには、体重を増やすよりもむしろ絞ることの方が必要なのではないでしょうか?過去3年間は自らの体を操縦し切れずに技術力を向上させることができず、鳴かず飛ばずで終わっています。

それならば一度使いこなせない筋肉は削ぎ、自分の体をしっかりと使いこなせるようになってから、使いこなせる範囲で少しずつ体重を増やしていくという考え方が必要だと思います。

そして清宮選手のバッティングフォームを見る限り、キネティックチェーンをまったく理解していないように見えます。もし清宮選手がプロスポーツ選手としてキネティックチェーンについてしっかりと勉強していれば、バッティングフォームはもう少し変わっていくと思うのですが、まだ下半身がミート力をアップさせられる動かし方にはなっていません。

打率を残すためには、凡打の質を向上させていくことが近道なのですが、この3年間の清宮選手のバッティングフォームのままでは、2021年も思うような成績を残すことはできないでしょう。

2021年の自主トレ中のバッティング映像を見ても、まだ体格の良さだけでプレーをしているように見えます。もう少しスポーツ科学を勉強するなり、僕のようなパーソナルコーチと契約をするなりしてバイオメカニクスを見直すことができれば、他の選手以上に体格に恵まれている清宮選手です。体格と技術が足並みを揃えれば、まさにファンの度肝を抜くスラッガーへと変貌することができるはずです。

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