シャドーピッチングについて書かれている投手育成コラムです。 / Coach Kazのマンツーマン野球塾

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意外と重視されていないシャドーピッチングの重要性

打者は毎日一生懸命、多い人では何百回も素振りをしますよね。でも投手の素振りとも言えるシャドーピッチングはどうでしょうか?もちろん素振りほど数多くやる必要はないのですが、しかしそれにしてもシャドーピッチングを大切にしている投手は一般的には少ないように感じられます。実際にCoach Kazのマンツーマン野球塾のクライアント投手に話を聞いても、シャドーピッチングをしたことはあっても、日常的に続けている投手は全体の1割にも満たないのが現実であるようです。それは打者の素振りとは異なり、シャドーピッチングはチーム内練習に組み込まれることがほとんどなく、あくまでも自主トレの範疇であることも起因しているのかもしれません。

シャドーピッチングとは、最も難易度の低いピッチング練習です。その理由は単純に、実際にはボールを投げないという点と、ボールという重みのあるものを持たないためです。そのためにシャドーピッチングを繰り返しても肩肘にかかる負荷は最小限に抑えることもできます。

Coach Kazのマンツーマン野球塾ではこのように考えています。シャドーピッチングでできないことは平地でのキャッチボールでもできないし、平地でのキャッチボールでできないことは傾斜のあるマウンドでもできない、と。このように話すと、「平地と傾斜のあるマウンドは別物」と考える方もいらっしゃると思います。しかし同じです。傾斜があってもなくても、投球動作は同一である必要があります。

平地で投げる際、伸びのある最も良いボールが行くのは相手の顔~胸の高さに行くボールです。このボールが、マウンドの傾斜を使って投げることによってストライクゾーンの真ん中から低めに行くようになるのです。マウンドとは、平地では高めにしか投げられない良いボールを、ストライクゾーンの低めに投げられるようにするためのものなのです。よく考えられた構造ですよね。

さて、シャドーピッチングに話を戻したいと思います。シャドーピッチングは負荷が最小限であるため、とにかく投球動作の形だけに集中して練習することができます。実際の投球のように制球や球速を気にしながら投げる必要はありません。だからこそ、体がよりリラックスした状態で投球動作を取ることができます。そしてリラックスできているからこそ、投球動作の改善ポイントを素早く見直していけるようになるのです。

シャドーピッチングでできるようになったら、次は平地でのキャッチボールで試してください。ここでできなければまたシャドーピッチングに戻り、できたならマウンドに入る、という流れを繰り返しながら投球動作を固めていくのが、Coach Kazのマンツーマン野球塾が考える最善の方法です。

シャドーピッチングは、できれば2人1組で行うがベストです。一方がタオルを振り、一方が動作を観察して「こうだったよ」と伝えてあげます。いくら強く意識をしても、自分で自分の動作を正確に知ることはプロの投手でも難しいことです。だからこそ2人1組、もしくは友だちや家族に手伝ってもらいながらシャドーピッチングをするのが、一番良いやり方だと言えるのです。

シャドーピッチングを実際のピッチングのオマケのように考えてはいけません。シャドーピッチングの延長線上に実際のピッチングがあると考えてください。シャドーピッチングとは、実際の投球動作を繰り返すための練習ではありません。実際の投球動作の良くない部分を改善するための練習です。だからこそ実際の投球動作をシャドーピッチングで繰り返すのではなく、シャドーピッチングでできたことを実際の投球動作でもできるようになる、ということが非常に大切になるわけなのです。

シャドーピッチングの重要性、シャドーピッチングに対する考え方が、今回のコラムで少しでも伝わってくれれば嬉しく思います。毎日5分10分でも構いません。とにかく毎日少しずつであっても、シャドーピッチングは毎日繰り返すことが大切です。ぜひ今日からは寝る・食べるに加えてシャドーピッチングも生活習慣に取り入れて行ってください。

コラム著者:Kazコーチ(プロの野球専門コーチ)

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このコラムは私が書きました。
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2010年1月から小学生〜プロ選手まで指導する野球個人レッスンのコーチをしてます。 怪我しない投げ方・打ち方の指導には定評があり、時々野球雑誌にも取材していただいています。 小学生のうちに良い投げ方・打ち方をマスターできれば、体が大きくなってからが楽です。 ぜひ早い段階で僕のコーチングを受けにいらしてみてください!
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