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2011年05月12日

女子選手のウェイトコントロールには注意が必要


日々体重、体脂肪率を計測することは、今やアスリートにとっては常識となりつつあります。アスリートとしての健康管理という意味では、体重と体脂肪率は最も目に見えて分かりやすいファクターです。この2つ、体重と体脂肪率ですが、女子選手にとっては体脂肪率の管理はとても重要になってきます。もし体脂肪率が10%を切ってしまうと、女性の場合月経障害が引き起こされます。これは最悪の場合、将来不妊症になってしまう可能性もありますので、女子選手の体脂肪の落とし過ぎには注意が必要です。

ですがアマ選手の場合、男性指導者が女子選手の体脂肪率を管理することはなかなか難しいのが現状です。ですので女性の保健の先生の手を借りたり、お母さんのケアが大切になってきます。特にお母さんは毎日一緒に過ごす存在であるため、子どもの変化を敏感に捉えることができます。

女性一般の平均体脂肪率は女性が約23%、男性が約13%です。胸の発育ということも要因しますが、女子と男子とでは10%もの体脂肪率の違いがあるわけです。一般的に人間の最低体脂肪率は5%だと言われています。イチロー選手や中田英寿元選手らは、体脂肪率が5%だと言われています。男子であれば体脂肪率をここまで落としても健康に害があるということはありません。イチロー選手も中田元選手も未だに元気いっぱいです。ですが女子選手の場合は話が違うのです。

アスリートに限らず、近年はダイエットにより異常なまでに体脂肪率の低い女性が増えています。しかしこれはスポーツをやっているやっていないに限らず、健康的には決して良いことだとは言えません。月経障害を引き起こすばかりではなく、摂食障害を引き起こす可能性も高くなります。

また、女性は男性に比べて血中ヘモグロビン濃度が低い傾向にあり、これは貧血を起こしやすくする要因です。摂食障害はこの貧血を酷くしてしまう可能性も高く、そうなってしまうと競技どころではなくなってしまいます。

ですので女子選手を抱える指導者、もしくは親御さんは、女子選手のウェイトコントロールには細心の注意を払うようにしてください。摂食障害や月経異常を起こしてしまってからでは遅いのです。


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コラムカテゴリー:女子野球
コラム著:Coach Kaz
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