ではなぜDNSのプロテインは人気なのか?理由は単純です。1食分に含まれるたんぱく質量が、ウィダーやザバスと比較すると10gほど多く、写真のチョコレート味の成分表で見ると、1食で24.6gのたんぱく質を摂取することができます。
つまりガッツリとトレーニングをしたあと、筋肉を素早くリカバリーするためには最高の成分量と言えるわけです。ただし、たんぱく質量だけがすべてではありません。たんぱく質量が少なくともウィダーにはウィダーの、ザバスにはザバスのメリットがあります。しかしたんぱく質量に関して言うならば、DNSの圧勝と言うことができます。
ちなみにわたしはAmazonでこの商品を購入しているのですが、写真の350gだと送料無料で¥1,750で購入することができます。350gでだいたい10食分ちょっとですので、1食分だと¥175ということになります。そしてもちろん1kg、3kgという大容量で購入をすれば、1食分をもっとコストダウンさせることができます。
20年くらい前のプロテインって、本当に不味かったんですよね(苦笑)。でも近年はどのプロテインもずいぶん美味しくなっています。このチョコレート味に関しても、水に溶かして飲んでも十分美味しいんです。そして美味しいから続けられるんですよね。20年前のプロテインなんて水で飲もうものなら、もう言葉では言えないほどの不味さでした。なので牛乳に溶かして飲むんですが、牛乳で飲んでしまうとプロテインの吸収率が低下してしまうんです。プロテインはやっぱり水に溶かして飲むのが一番です。
上の写真の端っこにちょっと写っているのはDNSアクティブシェイカー
なのですが、これに200ccの水とプロテインを入れてシェイクして飲みます。DNSのプロテインは水溶性も高く、ちょっと振っただけでもすぐに溶けてくれます。しかもそれほど泡立たないので、シェイカーの底にプロテインが残ってしまうこともほとんどありません。
ちなみにわたしの利用法は、かなりガッツリとトレーニングをした日はトレーニングの直後と、睡眠の直前にこのプロテインを飲みます。そして軽めのトレーニングの時はトレーニング直後はウィダーinバープロテインを食べて、寝る前は1食分の2/3くらいの量でDNSプロテインを飲んでいます。プロテインも多く摂った方が良いというわけではなく、やはり運動量に合わせて摂取量をコントロールすべきだとわたしは考えています。
なおDNSのプロテインはたんぱく質量が非常に高く、内臓への負荷も考えられるということもあり、未成年の選手にはオススメいたしません。そもそも未成年の選手はプロテインに頼らない方が良いというのがわたしの考え方ですので、この商品に関しても体が出来上がっている成人選手にのみオススメしたいと考えています。成長段階にある選手の場合はプロテインよりも、日常の食事のバランスを整えていく方が大切です。
なお大人の方でも胃腸が弱い選手はプロテインは摂取すべきではありません。摂取したとしてもたんぱく質量が少ないものを選ぶとか、摂取量を少なめにするという工夫が必要です。10代でプロテインを日常的に摂取し続けたことにより、成人してプロ野球選手になった後に胃腸の調子が悪くなり、それによって怪我が増えてしまったという選手を、わたしは職業柄大勢見てきました。
そのようにならないためにも、プロテインを飲む際はその成分に頼り切るのではなく、その時の運動量やコンディションに合わせて摂取量を調整するようにしてください。そうすればプロテインを飲むデメリットを最小限に抑えながら、プロテインを飲むメリットをしっかり得られるようになるはずです。