グラブハンマーは野球選手のマストアイテム

 

今回ご紹介したいのは、野球選手のマストアイテム、グラブハンマーです。これは本当に、野球選手なら絶対に持っておかないといけないアイテムです。

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僕は昔、ときわスポーツで買ったこのグラブハンマーを長年愛用しています。ときわスポーツは野球用品がすごく得意なスポーツ用品店で、西新宿にあるベースボールときわは、まさに野球道具の専門店です!

グラブハンマーの使い方は、汚れを落としたグラブやミットの芯を叩くだけです。一番良い音が出るところを叩きつけて、そこにボールが収まりやすい形にグラブを型付けしていきます。オイルを塗るのは月に1〜2回で十分ですが、汚れを落としてグラブハンマーで叩く作業は毎日やった方がいいと思います。

グラブハンマーにもいくつかの形があって、金槌と同じような形をしたものもあるのですが、僕はこのバット型が一番使いやすかったです。このバットを逆さまに持って芯を叩いていきます。写真のグラブハンマーの先端が黒くなっているのがわかると思いますが、そこでグラブを叩いていきます。オイルを塗った直後なんかはグラブハンマーにもオイルが付くため、このように変色します。

野球ボールを使っても、グラブハンマーと同じ作業ができるにはできるのですが、何度も叩き続けるとすごく疲れます!でもこのグラブハンマーなら、ボールよりもスピーディーに疲れることなく叩けますので、型付けの作業もあっという間に終わります。

ちなみにグラブを保管する時は、グラブの型が崩れないようにソフトボール大のボールを中に入れてください。野球ボールを入れて保管している方も多いと思いますが、野球ボールだと小さすぎて、グラブが真ん中で折れて型崩れしやすくなります。キャッチャーミットは野球ボール2個でもいいのですが、グラブはソフトボール大のボールを入れるようにしてください。

グラブハンマーは1000〜2000円程度で買えて、半永久的に使い続けられますので、絶対に1つ持っておいた方が良いです。グラブは一度型が崩れてしまうと、それを戻すことは非常に困難です。ましてや真ん中で折れてしまったグラブを元に戻すことはほとんど不可能です。ですので型が崩れないように、毎日グラブハンマーでしっかりと型付けをして、良い状態でグラブを保管するようにしましょう。

グラブの良い型をずっとキープさせる、これこそが守備上達の第一歩です!

コラム著:カズコーチ
プロ野球選手の動作改善サポート・データ分析・自主トレサポートをメインに、アマチュア選手の個別ZOOMレッスンも行うプロフェッショナルコーチ