Q. 少年野球で頑張っているお子さんに、毎週ヒットを打たせてあげたいと思いませんか?
YESなら
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バッティングも、ピッチング同様上半身が突っ込むとパフォーマンスは低下してしまいます。上半身が突っ込むというのは、コンタクトの瞬間に背骨が投手側に傾いてしまう状態のことです。こうなってしまうとタイミングを合わせづらく泳がされやすくなるのと同時に、力強くバットでボールを叩いていくこともできなくなります。
現代野球はステイバック打法全盛期です。メジャーリーグでは10年以上前(本当はもっと前だと思います)からこの技術が主流になり、スピードボールやムーヴィングボールをヒットしていく精度が高くなりました。日本球界でも何年も続けて素晴らしい打撃成績を残しているプロ選手の多くがステイバックを採用しています。
ステイバックで打つと、上半身が突っ込むのと逆の現象が起きます。つまりコンタクトの瞬間に上半身が捕手側に傾き、横から見ると上半身と非軸脚が一直線になります。そしてバットをその一直線に対し、直角で振っていけるようになります。90°という角度は、人体が最も大きな力を発揮しやすい角度ですので、この形を作ることができるということは、それだけ強くボールを叩けるようになるということなのです。
また、ステイバックで振るようになると、バットが遠回りしづらくなります。つまりインサイドアウトで打ちやすい状態になり、飛距離だけではなくミート力もアップしやすくなります。しかしアマチュア球界ではまだまだステイバックの存在を知らない野球指導者が多いようです。
さらにはプロ野球選手が指導してくれる野球アカデミーであっても、ステイバックの指導理論を持っていないか、技術そのものがまだ一般的ではないという理由で、ステイバックの指導をカリキュラム内で禁止(一般的に情報公開はされていません)しているアカデミーも存在しています。このようなアカデミーで指導をされていて、ステイバックという技術を子どもたちに伝えていきたいという思いから、独自に野球塾を作った元プロ野球のコーチをわたしは知っています。
ウェイトシフトにももちろん魅力はあります。しかし高校野球レベルであってもカッターやツーシーム、高速スライダーが全盛である現代野球に於いては、ウェイトシフトよりもステイバックの方が優位性は高いと言えます。そして下半身主導で打つという観点で見ていってもステイバックによるスウィングは、軸脚をしっかりと使い切らなければ難しくなるため、下半身を使わざるを得ない形になるのです。
もしまだ打撃フォームやモーションに迷いがあり、これからどのようにしていけば良いかわからないという選手は、一度ステイバックに挑戦してみてください。と言ってもどうやればいいのかわからない場合は、ぜひLittlerockheartにコーチングのご依頼をお寄せください。ステイバック打法という技術を余さずコーチングさせていただきます。
ビデオの収録内容
講師:カズコーチ
プロ野球選手の個人コーチ・自主トレサポート・動作分析、野球選手を治療するスポーツ外科医や理学療法士へのテクニカルアドバイザー
などを務めるプロフェッショナルコーチ。子どもたちの野球肩野球肘を撲滅させるためのレッスンにも尽力。
ビデオの長さ:2時間44分
Chapter1 プロローグ
Chapter2 なぜ野球肘になってしまうのか?
野球肩野球肘になりやすい状況などについて解説
Chapter3 肘を痛めてしまう原因動作
- 肘の内側を痛めやすい投げ方
- 野球肘を発症させる内旋型トップポジション
- トミージョン手術とは?
- 変化球を投げるとなぜ肘を痛めやすいのか?
- 内旋型トップポジションで腕をしならせようとすると確実に野球肘になる
- 上腕三頭筋が原因の野球肘
- 投球時に肘がロックされやすい変化球
- 肘がロックされやすいボールの握り方
- 肘がロックされやすい親指の使い方
- ネズミ(遊離軟骨)について
- カタパルト投法で投げると肩も肘も痛める
- 肘頭を痛めやすい投げ方
- 肘を痛める間違った肘の先行のさせ方
Chapter4 野球肩になりやすい投げ方
- 肩を痛めやすいテイクバックの形
- 肩を痛めやすいコッキングの形
- ほぼ確実に肩を痛めるパワーポジションからの投球
- 手投げとは?
- 左投手特有の肩を痛める投げ方
- 肩への負荷が大きくなる肘の高さ
- 肩を痛める間違ったオーバースロー
- 徐々に肘が下がってしまう理由
- 野球肩になるボールリリースの形
- 肩への負荷が高くなる遠心力投法
- 0ポジションとは?
- 野球肩になる間違ったスナップスロー
- 背筋を痛めやすい投球フォーム
Chapter5 野球肩野球肘になりにくい本当に正しい投げ方
- ワインドアップ・ノーワインドアップ
- セパレーション
- テイクバック
- コッキング
- トップポジション
- アクセラレーション
- ボールリリース
- フォロースルー
- エクステンションとは?
- 一連の動作によるモーション解説
- 股関節の正しい使い方
- 股関節を正しい動作で使えていないと、下半身で作ったエネルギーが上半身に伝わらず、結果的に上半身だけに頼った投げ方をするしかなくなる。
- 股関節を正しい動作で使えるようになると、小柄でも細身でも速いボールを投げられるようになり、さらには怪我なく投げ続けることもできる。
- 股関節を正しく使った投げ方こそが、肩肘を痛めにくい本当に正しい投げ方
- 野球肩になりやすく、制球力も低下させてしまう平地での投球練習のやり方
- お父さんがお子さんとキャッチボールをする際の注意点
Chapter6 肩のコンディショニング
Chapter7 エピローグ